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「もうしないからっ！」
じたばた、胸の中で暴れても...全く動じない大野さん。
「どーしたらいーかかんがえなしゃい」
まだ目を閉じたまま、もぞもぞとしゃべる。
「ごめんなさい、もうしません」
とりあえず、謝ってみるけど。
「やだ」
....やっぱりね。
力を緩めてもらえるように.....思いっきり、くすぐってみたら
「んはははっ、ちょ....てめー、ばかっ！」
するり、と抜けたと思ったら、
ぐいっと腕を掴まれた
「そんな卑怯なやりかたあるか」
「だって！」
ぺし、と頭をはたかれて。
起き上がった大野さんがうーーんって大きく伸びをする
「さっ」
そう言って、私の両手を掴んで
「仕返し、なにしよっかな」
ニヤリ、って笑うから。
「ごめんなさいごめんなさい！」
「どーしよっかなぁ」
めちゃくちゃ、悪い顔の大野さん。
「あっ！」
そう言って、急に私を抱き上げて。
いわゆる、お姫様抱っこの恰好になる。
「えっちょっとなにっ！おろしてっ！！！」
「くくく、やだね」
何が起きるか、わからない恐怖にドキドキが止まらなくて。
その様子をみてうれしそうに笑う、デビル大野さん。
私を抱きかかえたまま、ベッドから立ち上がって
「やだやだっ..」
「んふふ」
テラスに出たと思ったら、そのまま
ばっしゃーん！って
プールに落とされたの。
「もうっ！大野さん！」
「んははは！」
めちゃめちゃ楽しそうな大野さん。
あまりにも笑ってるから。
プールサイドで笑い転げる
大野さんの手を、思いっきり引っ張った
「うわっ、！」
バランスを崩して、ばっしゃーんと、こっちへ落ちてくる大野さん
「んふふ！びしゃびしゃ！」
そう言って、私もケラケラ笑ってたんだけど
水浸しの大野さんが
ぶるぶるって、頭を振って
髪から、水がしたたり落ちる。
それに。白いシャツが水で透けて....
その姿に、思わず
ドキンって、心臓が鳴った
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MM(プロフ) - 蒼さん» 温かいお言葉ありがとうございます！これからもお付き合い頂けますとうれしーです！！ (2019年2月7日 21時) (
レス) id: 4744f7f7d6 (このIDを非表示/違反報告)
蒼(プロフ) - 完結お疲れ様でした。ずっとずっと前からこの作品は知ってたんですが、なんとなく完結してから読みたい…なんて思って読まずにいたことを後悔しました。引き込まれすぎて一気に読みきってしまいました…！素敵な作品ありがとうございます。そして続編まで！楽しみです！ (2019年2月5日 10時) (レス) id: 0c5e279223 (このIDを非表示/違反報告)
MM(プロフ) - さゆさん» ありがとうございます♪感想聞かせて頂きめちゃめちゃうれしーです！続編でもまたお会い出来ますのを楽しみにしています(*´ω｀*) (2019年1月29日 22時) (レス) id: 0846006888 (このIDを非表示/違反報告)
MM(プロフ) - キミさん» いつも優しいお言葉、ありがとうございます。弱虫ちゃんなので、すぐ読者様に泣きついては鍵かけてみたり、しょんぼりしたり...情けなくて申し訳ないです(´；ω；｀)これからもまた遊びにいらしていただけますとうれしーです(*´ω｀*) (2019年1月29日 22時) (レス) id: 0846006888 (このIDを非表示/違反報告)
MM(プロフ) - やすようこさん» 溶けました？わーい！甘いの、できるかなぁ...頑張りますね(/ω＼)またお目にかかれることを楽しみにしています(*´ω｀*) (2019年1月29日 22時) (レス) id: 0846006888 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MM
| 作成日時：2019年1月6日 14時
