Diary4 ページ4
自己紹介は簡潔に終わらせた。
自分の名前と苗字、それに一言、"よろしく"と言っておいた。
よろしクラークと爆弾発言をぶち込んでやっても良かったが、さすがに私もそんな気分ではないし、いきなり占い師の名前を呼んだら相手も驚くだろう。辞めておいた。
自己紹介については誰も深入りはせず、数人がよろしくと口々に返してくれたので良かった。まあ、みんなも色々な理由で来ているわけだし、それもそうだろう。食事が終わったらゲームの説明も受けたが、現実のゲームと何ら変わりは無かったし、あとは実践のみだ。ただ、顔色一つ変えずにうんうんと頷いていた私に若干エミリーは引き気味で本当に大丈夫？？と心配していた。
まぁ、何とかなるさ…。
ゲームは1日1回らしい。
あれ、1回だけで良いのだろうか？と疑問に思っていたが、とりあえずは指示に従い待機室に向かった。
ちなみにメンバーはエミリー、エマ、イライ、私だ。
気を利かせてくれたんだろう。ただ、エミリーとエマはともかく、イライはよろしくと言葉を交わしただけの仲だ。正直推しではあるが不安だ。推しではあるが…。
A｢先程も言いましたが、A Aです。よろしくお願いします。お名前をお伺いしても？｣
占｢あぁ、私はイライ・クラークだ。イライで良い。初めての事ばかりで不安だろうが頑張ってくれ。｣
あぁ、推しは今日も尊い。お優しい……。
"ありがとうございます"と言って会釈した。
ハンターにも推しはいるので今日は自分からチェイスに行きたいところだが、暗号解読を優先にしてとエミリーに頼まれていたので、泣く泣く解読をする。殴られるのは正直嫌だが、考えてみれば推しに会えるのは幸せだ。少し重く考えすぎていたのかもしれない…。
舞台は赤の教会。墓場の今日ポジでチェイスをしていると、心音がする…。
A(え、めっちゃラッキー)
たまたまハンターに遭遇した。"たまたま"だ。
ハンターはリッパーだった。現実世界では、霧の刃に苦戦させられたのをよく覚えている…。正直まだ殴られてはいないし、恐怖は感じなかった。冷静に板裏に回りながら霧の刃を警戒していた。
"解読に集中して！"
そんな言葉を送りながら…。
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キャンディ子(プロフ) - おもしろい…奮闘する夢主ちゃんが愛らしいですね！ (2020年6月12日 19時) (
レス) id: c401cf24f7 (このIDを非表示/違反報告)
Kitimiha(プロフ) - めちゃくちゃ面白い！！いつも楽しく読ませていただいております。更新がんばってください！！応援してます(*^▽^*) (2020年5月24日 21時) (レス) id: f613f61273 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - クッソ面白いです(( (2019年9月21日 22時) (レス) id: 0dd1645596 (このIDを非表示/違反報告)
愛(プロフ) - 面白いです！続き楽しみにしてます！ (2019年8月31日 0時) (レス) id: cd897ac532 (このIDを非表示/違反報告)
レモンティー(プロフ) - めっっっちゃ面白いです…更新頑張ってください､楽しみにしてます！あとよろしクラーク笑いました (2019年7月28日 20時) (レス) id: 737cb82d4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかど | 作成日時：2019年7月2日 2時
