Diary 1 ページ1
え、何処だろうここ…
先程まで携帯と睨めっこしていた私は、なんの前触れもなくいきなり知らない所に居た。
本当に一瞬だった。当たりは薄暗く、目の前に大きな屋敷が見える。
_______どういうことだ。
先程まで自室のベッドでゴロゴロしていた私は、気づけば地面とこんにちは状態。よく意味がわからない。本当にそれは一瞬の出来事で、考える隙もなかった。ただ、何となく懐かしささえ感じる目の前の屋敷を見ながら
(お母さんに怒られそう…)
そんな呑気なことを考えていた。
_もしかして、誘拐？それとも犯罪？事件なのか？？
色々な思考が頭に送り込まれてくる中、それを冷静に私の脳は"No"と判断した。
脳だけに(笑)
寒いギャグは置いておいて、本当にここはどこだか分からない。なぜ冷静でいられるのかも分からない。ただ、ここで何もしないでいる訳にも行かないので、屋敷へと足を運んだ。
扉の前に立つ。
きっとこれは犯罪では無いし、私は悪いことをしに来た訳では無い。ただ、いきなりここにいました。だなんて言ったら頭のおかしい人だと思われる。だからと言って不用意に外に出る訳にも行かない。こんな大きな屋敷は家の近くには無かったし、そもそもここが日本なのかさえ疑えてくる。
信じて貰えるとは到底思えないが、ありのままを話そう、ダメだったらその時に考えよう…とあまり深く考えなかった。
無理もないだろう。解決策なんて無いと思っていた。
意を決してノックを3回する
________誰も出てこない。
家主は外出中か？こんなに頑張ってノックしたのに…どうしよう、もう一度やるか？？
真面目にそんなことを考えていると、空に何か変なものが飛んでいるのに気づいた。
同時に人の呻き声。
ひぇっ…。驚いて空を見上げると
A｢嘘…。｣
そこには見覚えのある悪趣味なロケットチェアに吊るされて飛ばされた傭兵こと、ナワーブ・サベダーがいた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 221人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「第五人格」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
キャンディ子(プロフ) - おもしろい…奮闘する夢主ちゃんが愛らしいですね！ (2020年6月12日 19時) (
レス) id: c401cf24f7 (このIDを非表示/違反報告)
Kitimiha(プロフ) - めちゃくちゃ面白い！！いつも楽しく読ませていただいております。更新がんばってください！！応援してます(*^▽^*) (2020年5月24日 21時) (レス) id: f613f61273 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - クッソ面白いです(( (2019年9月21日 22時) (レス) id: 0dd1645596 (このIDを非表示/違反報告)
愛(プロフ) - 面白いです！続き楽しみにしてます！ (2019年8月31日 0時) (レス) id: cd897ac532 (このIDを非表示/違反報告)
レモンティー(プロフ) - めっっっちゃ面白いです…更新頑張ってください､楽しみにしてます！あとよろしクラーク笑いました (2019年7月28日 20時) (レス) id: 737cb82d4a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みかど | 作成日時：2019年7月2日 2時
