◆カラ松×美容師 ページ25
yf0520tkym373ngさんリク
付き合うキッカケは、コンテストのヘアモデルを頼まれたことから。
見事彼は優勝。その後彼から告白されて幸せなはずが、私達は1ヶ月経った今でも2人きりで過ごせずにいる。
「お客さん、今日も多いなぁ…」
カット台は満席、待ち合い席にはたくさんの女の子。コンテスト後、一躍有名となった彼目当てに女の子達が連日店にやってくるらしい。
(……端の方で待ってようかな)
仕事終わりに来てと連絡があって来たのはいいけれど、居場所が見つからなくてドアの横で縮こまる。
私、彼女なのになぁ……
しばらくすると、私がいることに気づいた彼が近くまで来てくれた。
「A、そこで待っててくれないか。まだやることが残ってて」
「分かった」
「すまない」
カラ松さんは疲れた顔で戻ろうとすれば「あの、これ…！」と急に女の子から番号が書かれた紙を渡された。
「ありがとう」と受けとる彼に、胸がズキンと痛む。
(さすがに目の前でやられると、つらい……)
その後が気になって彼の方を見た私は、うつむいたままマフラーをぐいっとあげて
彼に2文字だけのメールを打って静かに店を後にした。
(あんな顔見せられたら、私の立場ないじゃん…)
零れる涙を指で拭いながら足早に歩けば「A！！」と呼ぶ声が後ろから響いた。
「『帰る』って、どうして…」
「…他の女の子から、番号もらって嬉しいんでしよ？」
「何を言ってるんだ…？」
「あんな大事そうに紙切れ見てるカラ松さん見て、平気な訳ないじゃん…」
「…A、それは誤解だ」
彼が差し出した紙切れは
コンテストの時に撮った向かい合って笑う私と彼の写真だった。
「仕事中、この写真を見て俺は頑張れているんだ」
「…」
「忙しくて、全然構ってやれなくてすまない」
「カラ松さん…」
ふわりと私を抱き締めたカラ松さんは、私の手をとると何かを握らせた。
「俺はまだ帰れそうにない。だから、先に帰っててくれないか」
「これって…」
「俺の部屋の合鍵だ」
カラ松さんはきょとんとする私に「まだ、二人でお祝いしてなかったよな」と目を細める。
「いい酒があるんだ。今夜、二人きりで過ごそう」
「えっ」
「…嫌か？」
「全然！あのっ…凄く嬉しい！」
「ハニーの嬉しそうな顔、久しぶりに見れたぜ」
カラ松さんは幸せそうにふにゃりと笑うと「部屋でいいこにしてるんだぞ」と私の頭を撫でて店へと戻っていった。
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rabi - 普段の生活にお差し支えないようできれば…お気持ち私、すごく分かります〜〜！大変お手数ではありますが掲載時の体裁につきまして、又私のお題箱にご連絡頂けますと幸いです。 素敵な作品を描かせて頂ける事、本当に幸せ思います。ありがとうございます！ (2017年11月30日 21時) (
レス) id: b77ea76641 (このIDを非表示/違反報告)
rabi - 原作を頂きましたMさんのお名前と、原作を漫画にさせて頂いた旨だけを文字で掲載する、もしくはサイトURLも掲載許可頂けるのであればそちらも載せさせて頂ければと存じます。 (2017年11月30日 21時) (レス) id: b77ea76641 (このIDを非表示/違反報告)
rabi - また、改めて頂きましたメッセージ、とてもとても光栄で…是非ワンシーンを描かせて頂けましたら光栄です！ お伺いしたかった件なのですが、ツイッターにあげる際にMさんの原作をどのようにお伝えしようかという点です。 (2017年11月30日 21時) (レス) id: b77ea76641 (このIDを非表示/違反報告)
rabi - Mさん、ご返信ありがとうございました！私こそ感想欄をお借りしてしまって申し訳ありません。 Mさんの作品、拝読させて頂きました。おそ松海の家がすごく好きです！スパダリ兄さん…！長兄おばけ屋敷も大好きです。 (2017年11月30日 21時) (レス) id: b77ea76641 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - 続き書いてほしいです! (2017年11月8日 22時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：M | 作成日時：2016年10月31日 5時
