イケメンとイケメン系女子【ハイキュー】

イケメン6 ページ8

「いや、あの……！」




顔を赤く染めながら言う彼女




「あー、嫌だよね
でもちょっとだけ我慢して？
こっちの方が早いし、足の負担も抑えられるから」

「は、はい……！」





少し急ぎ足で保健室に向かう



『A先輩がお姫様だっこしてる……！』

『うらやましい！！』



などなど、後ろからすごく聞こえる





「あれ？
Aちゃん？」

「げっ、及川先輩……」

「げっ、ってなに！？」

「そのまんまの意味です」

「ひどい！！
それより、その子どうしたの？」

「あー、ぶつかって足ひねっちゃったみたいで」

「えー、それは大変だね！
俺が運ぼうか？」




『キャー、2人が一緒に！！』

『部活の時以外なんてレア！！』


という声




……まさか、これが狙いで？





「さいってーですね！！
いいです、結構です！！」

「え、ちょ、え！？」

「ほんと最低！！
もうすぐ着くからね、待っててね！！」

「は、はい……」



あー、ありえない！！


女の子を利用しようとしやがって！！



マジ許さん！！




＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿



勝手に誤解をされ、理由がわからなくて焦る及川




「え、俺なんか変なこと言っちゃったかな？
言ったっけ……」

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