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イケメン14 ページ16

Aside






家に帰ると



「おせーよ」



双子の兄である堅治がいた


テレビの前のソファーに座り、手にはリモコン




「今日、夕飯何?」

「食ってねぇよ
今日、お前に言ったじゃん」

「はぁ!?
あれ、断ったじゃん!!」

「返信しといた
見てみろよ」



そう言われ、見てみると


『決定事項』

『断る権利ねぇから』


とのこと



断る権利?


ないわけがないでしょ



高速で


『あるけど?
冗談は前髪だけにしろよ』


と返信



それに気がついた堅治も内容を見て


一気にオーラが黒くなる



『黙れ、男女』



……ほー



こうなるととまらない私たち



お互い高速で返信する



『え、なにー?
ひがまないでくれるー?』

『お前なんかにひがむ要素あるか』

『あんたよりは女子にモテるしー』

『同姓にモテても意味ねぇだろ』




……言いやがるな、こいつ



やっぱひがんでんの?



そう思い、返信しようと文字を打ってると




『どうせ男のファンなんていないんだろ?』




と、堅治から空かさず返信がきた



その言葉に指が止まる



今日のことを思い出してしまったから

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作者名:妄想少女w | 作者ホームページ:http  
作成日時:2015年8月9日 7時

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