5話 ページ6
助走をつけながら真っ直ぐ傘を顔面に投げつける
ビュンッ
「う゛ぐっ」
「?…傘…?」
「感謝しろよ〜?本気で投げてたらお前意識なくなってるから」
「誰だ…テメェ…」
「「ニコッ」まぁまぁ…俺よりかも…そろそろ来るホンメイに集中したら」
そう告げ俺は傘を拾いさす
「客が引いてんぞ〜ムキになってんじゃねーよ主催がよー」
゛東京卍會 副総長 龍宮寺 堅 通称ドラケン゛
「ねぇねぇケンチン?」
「あ!?そのあだ名で呼ぶんじゃねーよマイキー」
「どら焼きなくなっちゃった」
そう青年が言った後
この円に居ない奴らが全員が頭を下げる
「「「「お疲れ様です!!!!総長!!!!!!」」」」
わぁお迫力が凄い()
東京卍會…ね
まさか万次郎が総長になってるとは思いもしなかったケド
「オマエ…名前は?」
あ、そういえば俺もまだ知らなかったな〜
そう考え耳をすませてると
「は…花垣武道」
武道…ね…
「……そっか……タケミっち」
「へ?タ……タケミっち…??」
「マイキーがそう言うんだからそうだろ?タケミっち」
「へ!?」
タケミっち…か…いいあだ名じゃん
「オマエ…本当に中学生?」
確かに…ね…普通負けると分かってる相手に喧嘩を挑む奴は中々いないしね
「タケミっち…今日から俺のダチ!!な♡」
「へ!?」
ハハ…武道…ドンマイ
お前は…何処と無く
真一郎に似てる
だから目をつけられたんだよ…多分()
それだけ武道に告げると
立ち上がり武道を殴ってた奴の所に行く
「オマエが゛喧嘩賭博゛の主催?」
「は…はい」
「「ニコッ」」
グチャ!!
万次郎がソイツの顔面を蹴りあげた
そして頭を掴み
「誰だ?オマエ」
そう言いながら気絶してる奴に容赦なく顔面を殴る
終わったのか地面に倒れているソイツの頭を踏みつけ笑顔で
「さて…ケンチン帰ろっか
喧嘩賭博とか下らねー」
「゛東卍゛の名前落とす様なマネすんなよ」
「タケミっち!!またネ♡」
そう言いながら俺の横を通り過ぎた万次郎
通り過ぎた時
「兄さん…ボソッ」
そう呟いて
あの兄さんが俺の事かまた真一郎の事かは分からないが
まぁ…真一郎の事だろうなと考え
俺もその場から離れる
「……今日はもう疲れた…渋谷に来たばっかだけど良いや…帰ろ゛浅草゛に」
堕天使は浅草を縄張りにしている
彼は少しの間だけ渋谷に来ていただけだったのだ
彼はホテル暮らしの為すぐに離れられる
この出会いで
また
運命の歯車が回った
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肺がないのでエラ呼吸(プロフ) - めっちゃタイプな作品です…()これからも無理せず更新頑張って下さい! (2021年8月19日 14時) (レス) id: 8a5e061185 (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - これからも無理せず頑張ってください! (2021年8月2日 20時) (レス) id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もね | 作成日時:2021年7月1日 3時