｢銀魂｣×｢東リベ｣前世夜兎族の兄貴が転生し不良のトップになったらしい (ページ23)

今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:50,266 hit

22話ページ23

｢そう？ならいいけど…｢ニコッ｣｣

包帯を巻き直し

｢おいイヌピ〜帰んぞ〜って…お前まだ居たのかよ…｣

｢ココ…｣

｢ん？お前…目少し赤くねぇか？｣

｢｢ビクッ｣そ、そうか？｣

｢泣いた？｣

｢め、目に砂が入っただけだ！！｣

｢…ふふ…じゃあ俺もう帰るな｢ニコッ｣｣

傘をくるりと回して笑って見せては

｢おーおー早く帰れ｣

｢ぁ、ヒヨリさん！｣

｢！？ヒヨリって…｣

｢ん〜？なーに？｣

｢その…ま…た、会える、よな？｣

｢モチロンまた会えるよ｢ニコッ｣じゃあね♡｣

｢｢ぱーあ｣じゃあな！｣

そう言い残しその場を去る

｢武道は無事かねぇ…まぁ、大寿の弟くんもついてるし平気かな？｣

くるりと一回転し家に向かう

ポストの中を見ると

封筒が入っていた

｢封筒？…゛佐野ヒヨリ様へ゛…俺宛？｣

自分の部屋でゆっくり見るか…

｢ただいまぁー！｣

シーーーン

｢一虎…帰ってきてないのかな…靴ないし…｣

靴を脱ぎリビング向かうと

｢あれ…？リビングの電気ついてる…？｣

消し忘れちゃったのかな？

ガチャっとドアを開けると

｢お！おかえり〜！ヒヨリ君！｣

｢お邪魔してます…｣

｢は？？｣

中には圭介と千冬がいた

｢お前ら…何で家の中に？？｣

｢一虎のやつが今日帰れないかも知んねぇから俺ん家に泊まってくれって頼まれてよぉ｣

｢一虎かぁ…じゃあ千冬も？｣

｢…一虎君に頼まれたんです場地さんが変な事しないか見張っといてくれと…｣

｢あ〜…｣

｢あ？俺はなんもしねぇぞ？｣

どの口が言ってんだよっ、

眠いという理由ですれ違ったやつぶん殴って

腹減ったからという理由で車燃やした奴が…

なんもしねぇ訳ないだろ…

｢まぁ…仕方ねぇな…んじゃぁ…自由に過ごしてくれて構わないから…俺は部屋にいるから何かあったら階段登って右の1番奥の部屋に来てくれ｣

｢おー｣

バタン

｢まぁ…一虎なりの気遣いなんだろうな…｣

階段をのぼり部屋につき

ベットにダイブして

｢…疲れた…｣

カーディガンを脱ぎハンガーにかけ

チャイナを脱ぎ

黒色の着物に着替える

｢あ、そういや…封筒まだ見てないや｣

チャイナのポケットにしまった封筒を取りだし

｢よいしょと｣

ベットに座り封筒を開けると1枚のハガキが出てきた

｢゛拝啓佐野ヒヨリ様やっと貴方を迎えに行くことができるようになりました。
近々貴方を迎えに会いに行きます
黒川…イザナより゛…｣

どういう事だ？

この手紙の送り主は俺の兄貴だ