｢銀魂｣×｢東リベ｣前世夜兎族の兄貴が転生し不良のトップになったらしい (ページ3)

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3話ページ3

｢ぷぷっ！めっちゃキズついてる｣

｢真一郎は女心わかってねぇな｣

｢うっせ！！ヒヨリも何か言えよ！｣

｢え俺も？…｣

エマの方をじっと見詰めて

｢何？｣

｢よし！エマ…ちゃんだよね？｣

｢うん｣

｢ちょっと髪いじっても良いかな？｣

｢いいけど…｣

｢良かった…じゃあ洗面所に行こっか｣

｢え？なにやろうとしてんの？ヒヨリ｣

｢いや、わかんねー｣

それから洗面所に椅子を持ってきてエマちゃんを座らせて

俺はエマちゃんの髪を弄りながら少しだけ小さかった神楽を思い出した

神楽神威ハゲ親父銀時新八のことを考えてエマちゃんの髪をいじる

数分後

｢よし！出来た！｣

すると通りかかった真一郎が

｢え！？ヒヨリお前髪弄んの上手くね！｣

｢でしょ？｣

｢？？｣

｢エマちゃんが気に入ってくれるかは分からないけど…｣

予め持って来てた鏡を髪の後ろに当てて洗面所の鏡に映るようにする

｢わぁ！いっぱい編み込みされてて綺麗…｣

｢ふふっでしょ？エマちゃんは髪の毛が綺麗だったから色んな髪型の考えが浮かんだんだ
もし良かったら…これから毎日俺が髪の毛結んでも良いかな？｣

｢！｢ｺｸｯ｣｣

｢やった〜！ありがとねエマちゃん｢ニコッ｣｣

｢うぅん…こっちこそありがとう｣

｢え？なになに…もうオマエら仲良くなったの？？｣

｢真一郎はね分かってないんだよ゛女心゛って奴が｢ニコッ｣｣

｢ヒヨリお前！！！｣

｢ハハハ！！逃げるぞ！゛エマ゛！！｣

｢うん！｣

俺はエマを抱き上げ真一郎と鬼ごっこを始めた

途中万次郎と会って何故か万次郎も一緒に逃げる

鬼ごっこが終わったのは夕方で

家に帰るとじいちゃんが笑ってご飯を並べてた

次の日

いつものように道場に居ると

｢真一郎君！！｣

｢？｣

圭介が真一郎の名前を呼ぶ声が聞こえた

直ぐじいちゃんに名前を呼ばれて逃げてたっが

俺は呆れながらも万次郎の練習を見ている

｢ほっ…どー？｣

｢ん〜もう少し力抜いても良いかも｣

｢力を抜く…かやってみる｣

｢ん頑張れ｣

｢先生…なんでアイツはろくに練習しねぇのにあんなにスゲェの？｣

｢あれは天才｣

どーーんと胸を張り

｢えー！？ずりぃよ！なんだよソレ！？｣

二人の会話を聞きながら

｢あ｣

俺はエマを見つけた

｢よっ！エマ！｣

｢ヒヨ兄…！｣

｢どうかした？｣

｢これヒヨ兄にあげたくて｣

｢ん？何かな〜｣

｢しゃがんで？｣

｢はーい｣

しゃがむと頭に何かが乗った

｢ウチとお揃い！｣