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19話 ページ20

なんてこともあったが

あれから万次郎に連れられ

2年ぶりの我が家に連れてかれた

エマもじいちゃんも驚いたものの

すぐに俺を叱り始めた

でも

叱り終われば

「生きててよかった…」

「おかえり」

なんて言って優しく出迎えてくれた

お前が守りたかった









大切だった









゛タカラモノ゛は









今でも変わらず









お前のタカラモノのままだよ









なァ?









真一郎



















お前は元気か?



「あ、そういや今日…一虎居ねぇんだった…」

今日は闇雲に呼ばれたから浅草の方に行くって朝言ってたことを思い出す

「俺一人かぁ、まぁいいや…」

角を曲がり

目に入った光景は

「?うっそ…アソコ…俺たちの家の前じゃん…」

俺の家の前を

白い軍隊みたいな服を

身にまとってるヤツらが

取り囲むように立っている男達だった

「………無視して帰るか!」

真顔で歩き進めていると

「大寿!あんま八戒を追い詰めんなよ!」

「大寿…?」

大寿って…

あれ?俺の知り合いにも同じ名前のヤツいるんだけど…もしかして…

久しぶりだし驚かしちゃお((

大寿の後ろに回るために

一旦コイツらの中に紛れ込んで

後ろに回る

途中何度も誰かが殴られる音が聞こえてくる

「……流石にやりすぎじゃない?」

そろそろやばいんじゃ

気は進まないけど止めるかぁ

前に進むと

「兄貴を支える為に黒龍に入る」

黒龍???

あぁ、コイツらのグループ名か…

「だから…タケミっちを離せ!交換条件だ!!」

交換条件…か

とりあえず

大寿に殴られてる奴の安否を

確認するためチラッと顔を見ると

「武道??」

まさかの殴られてるのは武道だった

急いで後ろに回りこみ

武道の胸ぐらを掴んでる

大寿の拳を掴みながら

「ネーネ…流石にやりすぎじゃない?」

「「「「!?」」」」

「………」

ただ何も言わず俺をじっと見つめる大寿

「手…離して?」

ニコっと笑いながらそう言うと

「オイオイ…いきなり出てきたかと思えば手を離せ?舐めte…」

パッ

「!?」

「あっぶ…な」

何とか地面に倒れる前に武道を回収して

「ボス?」

「九井下がってろ」

「……「コク」」

「久しぶりだね大寿」

「あぁ…何でヒヨリがここにいんだ?」

「何でって…ココ俺の家だから」

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肺がないのでエラ呼吸(プロフ) - めっちゃタイプな作品です…()これからも無理せず更新頑張って下さい! (2021年8月19日 14時) (レス) id: 8a5e061185 (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - これからも無理せず頑張ってください! (2021年8月2日 20時) (レス) id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もね | 作成日時:2021年7月1日 3時

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