アンニョン、幼馴染【SVT・JH】 (ページ4)

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私たち４人は幼稚園で出会った。
きっかけはジスが途中から入園してきた時だった。

JS「あにょはせよ...」

アメリカ生まれのジスは、不慣れな韓国語で挨拶をしていた。
簡単な単語は分かっても、流暢ではなく、大人しく静かに座ってることが多かったと思う。

『...はろー』

JS「？＜えいごわかるの＞？」※英語

『？』

JS「あ...」

『あいむイ・Aいみだ』

ジスの質問が分からず、一方的に自己紹介した私。
幼い時に知ってる英語のレベルなんて知れていて、会話は難しかった。

SC「やーA！それえいごとかんこくごじゃんㅋㅋ」

『えーそうだった？』

JH「おんㅋㅋ」

『ジスヤ、チェ・スンチョル！ユン・ジョンハン！おっけ？』

JS「...うん！」

それから何をするにも４人で一緒に過ごすことが多くなって、ジスの韓国語はどんどん上達していった。
英語名も教えてくれて、私たちはかっこつけて英語名で呼んでたときもあったな。

『ジョシュア、スンチョリいじわるするときあるからきをつけてね』

JS「ほんと？」

SC「いつしたんだよ～！」

JH「シュア、ここでつかまったふりしててくれたらAがくるはずだから、きたらにげていいよつかまえない」

JS「OKㅋㅋ」

『あ！ハニ、ジョシュアによくないことおしえたでしょっ』

ジスのことを放っておけなかった私のお節介で一緒にいるようになったけど、一部の女の子たちからそれが理由で意地悪を言われることもあった。

「Aちゃん、だれがすきなの？スンチョルくん？ジョンハンくん？」

『すき？そんなんじゃないよ？』

「うそ！なのにいつもいっしょにいるのおかしいよ！」

「それともAちゃん、おとこのことあそんでるのがすきなの？」

『そうじゃないけど...』

親同士も仲が良くて家が近くてただの幼馴染、という関係は中々理解されないものだった。

『あそぼ？』

「Aちゃんにはスンチョルくんたちがいるじゃん！」

『...』

自分ではどうしようもなくて、言われた通りに、結局トボトボとスンチョルたちのところに行ったことも覚えている。

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