13.距離をつめる人【JH】 ページ14
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「じゃあ次は、この2セットで人数分かれて撮影していきますね〜!」
監督が指したのは、女の子の部屋をイメージしたセットと、オフィスをイメージしたセット。
二手に分かれて撮影することに。
女の子の部屋組は、
JN「これ無理!笑っちゃう!」
HS「俺がとうとうこんなの撮るなんてー!!!笑」
MG「カメラ監督は男性ですか?笑」
DK「カッコよくお願いします!笑」
VN「…」
DN「わーーー…」
JH「あー…」
これは絶対に後でからかわれることを覚悟しなくちゃいけないやつ。
黒歴史として残るやつ。
少し恨めしくオフィス組を見る。
SC「まだこっちで良かったー!!」
JS「Yes!」
WN「わー良かった(笑)」
WZ「俺も!笑」
MH「先輩?後輩?」
SG「ヒョンは先輩だよ」
そしてそれぞれのセットに合わせた衣装に着替える。
オフィス組はもちろんスーツで、俺たちは私服感のある衣装。
順にメイクを施されている間にセルカを撮っていると、
SG「Aさんは広報部だから、あまり現場には来ないですか?」
『そうですね、宣伝用の撮影やインタビューする時は現場に来たりしますね』
うちのブが、彼女と話している声が聞こえた。
まさかと思い、そっちを見ると、意外にも近くで二人は話していて、内心驚く。
俺は気にしてないフリをしてみる。
SG「忙しい時は、残業もありますか?」
『もちろんありますよ〜』
SG「恋人とか寂しがらないですか?」
『ふふふ、今そういう寂しがってくれる人はいないですよ〜(笑)』
パボ。
雨の日にフラれたのかもしれないって話しただろ。
『実は、フラれた日にジョンハンさんが傘を貸してくれたんです』
SG「ああっそれで傘を…ごめんなさい僕、」
『全然大丈夫です!気にしないでください』
SG「ちなみに〜、その時ジョンハンさんのことはどう思いました?」
『あー、女性だと思ったんです(笑)髪も長かったし綺麗な人だったから』
SG「そうですよね!よく言われてます!」
『ああいう方って髪短くてもカッコ良さそうですよね』
SG「Aさん短髪の方が好きですか?」
『似合ってれば気にしないですけど、短いの見てみたくなっちゃいますね(笑)』
「スングァンさーん!」
メイクヌナに呼ばれて小走りで去っていくスングァンを見送る彼女を横目に見て、ふと、自分の髪の毛先を見る。
…短くするか。
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Akubi(プロフ) - やふこさん» お心遣いありがとうございます!(><)本日更新しますので、是非お楽しみくださいませ!! (2023年3月6日 15時) (レス) id: b400e762d8 (このIDを非表示/違反報告)
やふこ(プロフ) - Akubiさん» 続きはもちろん気になりますが、お忙しいのだろうし、暖かい日もあれば、また寒くなったり、お体に気をつけて、ご自身のペースで、無理のない程度に書いていただければと思います。いつまでも待ちますからー。 (2023年3月5日 18時) (レス) @page45 id: 76622097b3 (このIDを非表示/違反報告)
Akubi(プロフ) - やふこさん» 初めまして!コメントありがとうございます!社長秘書を読んでくださっていたなんて...!再会できて嬉しいです^^笑 なのに更新が滞ってしまい申し訳ないです...ちゃんと続き書きますのでもう少々お待ちください♪ (2023年3月1日 17時) (レス) id: b400e762d8 (このIDを非表示/違反報告)
やふこ(プロフ) - はじめまして。めちゃくちゃ面白いです。ヒロインの描写がすごく可愛くて、好きな雰囲気だし、物語も読みやすくて大好きです。って、私が大好きで一気に読んでいた社長秘書の作者さんじゃないですか!!そりゃハマるわけだ…もう!どちらのお話も大好きです!!! (2023年3月1日 15時) (レス) @page44 id: 76622097b3 (このIDを非表示/違反報告)
Akubi(プロフ) - ビーグル犬さん» コメントありがとうございます!!そう言ってもらえて嬉しいです!更新頑張ります!(^^) (2023年1月19日 8時) (レス) id: ab9f76a07e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Akubi | 作成日時:2023年1月17日 13時