25.大嫌い【TH】 ページ25
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TH「ジーーーーーーッ」
JM「…」
TH「ジーーーーーーッ」
JM「ヤー(笑)何だよ(笑)」
TH「フンッ」
JM「何だよー！聞きたいことあるなら聞けよ！」
あの日、Aにメッセージで謝られてから、返事を返してない。
ジミナとも中々、ちゃんと話せずにいて、ヒョン達にも心配されていた。
でも、ジミナを見ると、あの時の二人を思い出す。
なのに、気になってつい見てしまう。
TH「…別に」
JM「…じゃあ、逆に僕が聞いてもいい？この前女神の楽屋にいたのは何でなの？Aと言い合いでもした？」
やっぱりジミナと目が合ったのは勘違いじゃなかった。
でも、正直、Aに言った事は、正しいと思ってるから、なんであんなにAが怒ったのか分からなくて。
そんな時に見つけた二人に、余計に何が何だか分からなくなった。
TH「…うん、ちょっと」
JM「もう〜。仲良くしてよ！笑」
TH「…ジミナは仲良くすればいいよ。俺は別に仲良くしようと思ってない」
JM「え？」
TH「ジミナもAも大嫌いだ！」
大嫌い。
そう言ったら、少しスッキリしたような気がした。
気にしすぎたんだ。
Aのこと。
距離を置こう。
TH「はあ…」
自分の部屋に戻ってベッドにダイブする。
スマホで見る動画サイトには、女神のビハインドがオススメに出てきて、撮影中のAが映ってた。
TH「…」
今は、なんだか見たくなくて、
スマホも消して、しばらくの間ゲームに没頭した。
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作者名：Akubi | 作成日時：2022年6月30日 17時
