109.告白 ページ14
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「ヒョンシク、本当ありがとう。二人があのお店でご飯食べてたなんて…」
HN「…まぁ、偶然な」
「本当良かった…」
HN「Aは、もっときっぱり断ることを覚えないとな」
「そうね…苦笑」
並んで歩く二人。
ヒョンシクはまださっきの男に怒りがあるのか、しばらく無言になる。
それを察したAは、空気を変えるため、ヒョンシクの方へ顔を向けた。
「ヒョンシクと歩いて帰るの初めてね(笑」
HN「そうだな」
「なんか不思議な感じ(笑」
ふふふ、と、まるでさっきの事が無かったように笑うAを見て、ヒョンシクの感情が落ち着いていく。
そんな自分の単純さには、ヒョンシク自身も分かっている。
「やっぱり私ああいう飲み会は苦手なのかな〜」
HN「…行かなくていいだろ」
「うん。ミリにちゃんと言っとかなきゃ(笑」
しばらく雑談をしていると、Aの家の前に着く。
「ヒョンシクが同じ方向で良かった！一人だったら、帰り道長く感じてたと思う」
HN「それなら良かった」
「じゃあまた会社で」
HN「…ああ」
返事をしたものの、動かないヒョンシク。
Aもこれには首を傾げた。
「ヒョンシク？」
HN「………もう、キム・テヒョンのことは、吹っ切れたのか」
「…っ、」
HN「…そんなわけないよな」
「……でも、もう泣かなくなったの。大人になると少し薄情になったのか、切り替えが早くなったのかな…苦笑」
HN「…」
「彼が今幸せなら、これで良かったと思ってる」
泣かなくなったと言ったAの顔は、今にも泣きそうな困ったように微笑んでいる。
それを見て、ヒョンシクの中の迷いが消える。
HN「…A」
「…！」
ゆっくりと、ヒョンシクがAを抱きしめる。
「ヒョン、シク？」
HN「…今まで、俺もそう思ってきた。お前が幸せなら、それで良いって。ミンホとのことを、キム・テヒョンが癒してくれてるなら、お前が辛くないなら、それで良いと思ってきた」
「…ヒョンシク…」
HN「それに、お前は鈍感だから、ずっと気付かれなくていいと思ってた」
「…？」
HN「でも、もう違うみたいだ。悪いな…、俺も今更だけど、」
ヒョンシクの抱きしめる腕が少し強くなる。
耳元で聞こえるヒョンシクの言葉に、Aは目を見開く。
HN「Aが好きだ」
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Akubi(プロフ) - riyaさん» 末永くテテにいてもらいましょう♡笑 (2022年6月25日 15時) (
レス) id: ab9f76a07e (このIDを非表示/違反報告)
riya(プロフ) - 私もテテがいないとだめなんですLᵒᵛᵉᵧₒᵤ♡♡(ू•‧̫•ू⑅)❤⃛*✲ﾟ*｡ (2022年6月24日 20時) (レス) @page36 id: 0599723b2d (このIDを非表示/違反報告)
Akubi(プロフ) - MARIさん» コメントありがとうございます！是非ニヤニヤしてください！笑 まだいくつか更新する予定ですので、お楽しみに♡ (2022年6月23日 23時) (レス) @page34 id: ab9f76a07e (このIDを非表示/違反報告)
MARI(プロフ) - くっついた2人が可愛い過ぎてニヤニヤ止まりませんーー！！🤣❤️仲良しな2人がまだまだ見たいです！ (2022年6月23日 22時) (レス) @page34 id: caff7cd23b (このIDを非表示/違反報告)
Akubi(プロフ) - ワカさん» コメントありがとうございます！飛びついていただけてたなんて…！笑 今後甘いテヒョンさん投下していきますね！笑 (2022年6月21日 20時) (レス) id: ab9f76a07e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Akubi | 作成日時：2022年6月7日 10時
