7.秘書室 ページ7
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HN「A、今日は呼び出しだったのか？」
「そうなの。奥様に呼ばれて」
HI「奥様、Aのこと大好きだもんね〜」
「私にはヘインの方が気に入られてるように見えるけど？」
HI「え、違うよ〜！僕は毎日送り迎えしてるから会うことが多いだけで〜！」
「それで？」
HN「その両手のは？」
ヘインの両手には、紙袋。
中にはお弁当が入っている。
HI「毎日ありがとうって、お昼食べれてるの？って心配してくださったんだよ〜」
「わあ、こんなにいっぱい...」
HN「ヘインは元々細身だから痩せて見えたんだな」
HI「Aがお気になさらずって断ってたお菓子も入れてくれてたよ？」
「ええ？逆に気を遣わせてしまったかな..」
HN「お前がそういうの断るって分かっててじゃないか？」
HI「Aは遠慮しすぎだよ〜」
ヘインは、お菓子の袋をAの手に持たせて、ヒョンシクとお弁当を分け合う。
手に待たされた洋菓子を、微笑んで開けるA。
「奥様に電話しとかなきゃ」
HI「そういえば、彼とはどうなったの？」
「...え？な、何急に...」
HN「あぁ、その感じ、また何かあったか」
HI「ええっ？また？」
「いや、最近は何も！」
HN「はぁ、何でそんな男運悪いんだ？」
ヒョンシクが溜息を吐き、ヘインも眉を下げる。
三人は長い時間一緒に仕事してきている為、家族や兄弟のようにお互いの恋愛事情も話すような仲だ。
「悪いわけじゃ、、、」
HNHI「「いや悪い」」
HN「経歴詐称、結婚詐欺」
HI「冷酷鉄仮面に、女たらしの浮気性」
「.......う」
HN「暴力男がいなくて良かったな」
HI「美人だから男が寄ってくるのは分かるけど、変な男選んじゃうの何で？」
「私が聞きたいくらい....」
HI「ヒョンシクみたいな人を選べばいいのに」
HN「ぶふっ！！」
「わっ、大丈夫？濡れたの持ってくるから」
お弁当を食べながら、吹き出すヒョンシクに、ティッシュを差し出すA。
ヘインは笑いを堪えながら様子を見ていた。
HI「ふふふ」
HN「なんでいつもそう、急に...」
HI「そろそろヒョンシクが報われてもいいのかなーって！」
HN「いや、俺は....」
「はい、ウェットティッシュ」
戻ってきたAに、二人は会話を止める。
「さ！もうこの話はやめ！とにかく大丈夫だから！」
HN「ふぅ...」
HI「ふふっ、さーて、そろそろ社長移動の時間だから車出してこよーっと」
二人はヘインを見送った。
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Akubi(プロフ) - riyaさん» ずっと見ていただいてありがとうございます！カッコいいテテを目指してみました（笑）かっこいいテテもかわいいテテも書いていけたらと(^^) (2022年1月22日 18時) (
レス) id: ab9f76a07e (このIDを非表示/違反報告)
riya(プロフ) - テテカッコいいー (2022年1月22日 7時) (レス) @page42 id: 0599723b2d (このIDを非表示/違反報告)
Akubi(プロフ) - riyaさん» 初めまして。コメントありがとうございます。長くてすいません、、（笑）最後までお付き合い頂ければと思います(^^)！ (2021年8月4日 1時) (レス) id: ab9f76a07e (このIDを非表示/違反報告)
riya(プロフ) - 初めまして テヒョンと幸せになれますように (2021年8月3日 7時) (レス) id: 0599723b2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Akubi | 作成日時：2021年4月21日 2時
