30.【TH】 ページ31
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仕事が終わって、真っ直ぐ帰る気にならなくて、この前みんなで寄ったお店に一人で来た。
ジミナが行きつけだと言っていたお店。
店長「あ、ジミンくんの。いらっしゃいませ」
TH「どうも。また来ちゃいました」
店長「カウンターでも大丈夫ですか？テーブルが予約で埋まっていて」
色気のあるかっこいい店長が、申し訳なさそうに言うので、店内を一周見て、頷いてカウンターに座る。
テーブル席には"Reserve"と表記されていた。
もう少し遅い時間から、バーは混み始めるんだろうな。
店長「何飲みますか？」
TH「あぁ、、、ワインで」
カウンターには女性が一人いて、
こういうバーに一人で来れる女性は、キャリアウーマンみたいな、かっこいいんだろうなあ。
なんて、勝手に想像して目の前に出されたワインに口をつける。
すると、
「店長さん」
カウンターの女性が、店長を呼び、おかわりをする。
声に少しだけ覚えがある気がして、横目で見てみる。
「店長さん、私やっと彼と別れたんです。この前ミリが騒いだ彼と...笑」
店長「そうだったんですか、まだお付き合いしてるのかと、」
横目で見えるはずもなく、思い切って顔をそちらに向けると、
「別れてスッキリしました」
店長「Aさんがスッキリしたなら良かったです」
まさかの人物に、固まってしまって、
店長「？ 大丈夫ですか？」
店長の声と同時に、こっちを見るAさん。
「あ。キム・テヒョンさん...？」
店長「お知り合いだったんですか？」
「会社が同じで。キム・テヒョンさんもこのお店知ってたんですね」
TH「あ、本当に、Aさん...？」
「えっ？笑」
信じられなさ過ぎて、Aさんをまじまじと見てしまう。
表彰式の時と変わりなく綺麗な人。
少しだけ痩せた気がするくらい。
店長「これも何かの縁かもしれません。お二人で飲まれては？」
店長！いい人過ぎる！！
TH「Aさんが、良ければ、」
「全然いいですよ」
ニコッと微笑んだ顔が可愛すぎて、顔がニヤけるのを誤魔化せなかった。
さっきまでAさんのせいで落ち込んでたのに...！
しかも、お酒を何杯か先に飲み進めているからか、少し頬が赤い？
「キム・テヒョンさん、ミリに猛アタック中だって聞きましたよ？」
TH「え！！？」
思ってもいなかった話題に、大きく反応してしまった。
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Akubi(プロフ) - riyaさん» ずっと見ていただいてありがとうございます！カッコいいテテを目指してみました（笑）かっこいいテテもかわいいテテも書いていけたらと(^^) (2022年1月22日 18時) (
レス) id: ab9f76a07e (このIDを非表示/違反報告)
riya(プロフ) - テテカッコいいー (2022年1月22日 7時) (レス) @page42 id: 0599723b2d (このIDを非表示/違反報告)
Akubi(プロフ) - riyaさん» 初めまして。コメントありがとうございます。長くてすいません、、（笑）最後までお付き合い頂ければと思います(^^)！ (2021年8月4日 1時) (レス) id: ab9f76a07e (このIDを非表示/違反報告)
riya(プロフ) - 初めまして テヒョンと幸せになれますように (2021年8月3日 7時) (レス) id: 0599723b2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Akubi | 作成日時：2021年4月21日 2時
