26.ミリ ページ27
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M「今更どうしたんですか？」
TH「表彰式の動画のお礼をしたくて」
M「はあ...」
広報部。
そこに顔を出したテヒョンは、笑顔でミリを見る。
ミリは、今まで絡んだことがない彼が自分に話しかけていることに戸惑っていた。
他の社員も、ミリとテヒョンを見て、不思議がっている。
M「お礼と言われても、仕事をしただけなので...」
TH「でもすっごいカッコよく作ってくれてたし、みんな嬉しそうだったから」
M「そうですか、それなら良かったです」
ニコニコしているテヒョンに、真顔のミリ。
ミリの性格を知っている社員達は、テヒョンが余計なことをしないか、ヒヤヒヤしながら様子を窺っていた。
TH「それで、今度営業部のみんなでご飯に行くときに顔を出してくれたら嬉しいなあって...」
M「いえ、結構です」
誰もが喜ぶように、営業部みんなという条件を選んでみるが、見事に的を外れる。
M「それでしたら、他の女性社員を向かわせますが」
TH「あ！いや！ミリさんに！来てもらいたくて...！」
ミリは、は？と怪訝そうな顔をしてテヒョンを見る。
この社内で、テヒョンの誘いに乗らないのは彼女だけかもしれない。
♪〜♪〜
TH「あ。ソジュン氏。とにかくまた来ますねー！あんにょーん！」
これ以上発展しなさそうなタイミングで、電話が鳴り、テヒョンは走って去って行く。
他の社員達は胸を撫で下ろすが、また来るのか、と肩を落とした。
ミリの機嫌だけは損ねないで欲しい、と。
それから、数日間。
毎日のようにテヒョンは、広報部へやってきた。
それは直ぐに社内の噂になる。
"キム・テヒョンが広報部ミリに猛アタックしてるって？"
"ミリさんのことが好きらしい"
"それで他の女の子達と遊んでないの？"
M「ああー！！鬱陶しい！！いい迷惑なんだけど！！」
男性社員「大変な人に好かれちゃいましたね」
M「でもなんか違う気がすんのよね」
男性社員「なんか？」
M「あれは私じゃない気がする」
男性社員「え？どういうことですか？」
M「って、無駄口叩いてないで、早く書類出す！」
男性社員「やべ！」
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Akubi(プロフ) - riyaさん» ずっと見ていただいてありがとうございます！カッコいいテテを目指してみました（笑）かっこいいテテもかわいいテテも書いていけたらと(^^) (2022年1月22日 18時) (
レス) id: ab9f76a07e (このIDを非表示/違反報告)
riya(プロフ) - テテカッコいいー (2022年1月22日 7時) (レス) @page42 id: 0599723b2d (このIDを非表示/違反報告)
Akubi(プロフ) - riyaさん» 初めまして。コメントありがとうございます。長くてすいません、、（笑）最後までお付き合い頂ければと思います(^^)！ (2021年8月4日 1時) (レス) id: ab9f76a07e (このIDを非表示/違反報告)
riya(プロフ) - 初めまして テヒョンと幸せになれますように (2021年8月3日 7時) (レス) id: 0599723b2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Akubi | 作成日時：2021年4月21日 2時
