23.秘書室の前 ページ24
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エレベーターが開いたのは、同時だった。
TH「ジミナ！なんで！」
JM「テヒョンア！こんな事だろうと思ったよ！！」
エレベーターホールで言い合いながら、秘書室に行きたいテヒョンと、それを止めたいジミン。
JM「テヒョンアだめだよっ！さすがに迷惑になるよ！」
TH「ちょっとだけ！ちょっとだけじゃん！」
JM「嫌われるよ！？笑」
ジミンの言葉に、テヒョンは、なんでそういうこと言うんだよぉ、と少し拗ねた表情になる。
JM「少し方法考えよう！僕も手伝えることはするから！」
TH「...ほんと？」
気分を良くしたテヒョンは、素直に言うことを聞いて、営業部に戻ろうとし始める。
「秘書室に御用ですか？」
カチャ、と秘書室のドアを開けて、顔を出してきたのは、ヘインだった。
JM「あ！いえ！階を押し間違えて降りちゃったんです〜！えへへ〜」
HI「ぁあ、そうでしたか。ちょうど今、みんな出払っていて、御用があったら申し訳なかったなと、、」
JM「いえいえ！大丈夫です！」
TH「じゃあ、Aさんもいないですか？」
HI「え？」
ジミンは焦りながら、テヒョンをエレベーターの中へ引っ張り込もうとしている。
それにも関わらず、テヒョンはまっすぐヘインを見ていた。
JM「なんでもないですー！！ほら！テヒョンア！！」
TH「わっちょ、ジミナ...っ」
引っ張られて入り込んだエレベーターの扉は、無情にも閉まってしまった。
残されたヘインは、不思議そうに顎に手を添える。
HI「Aって言った？」
すると、二人が乗ったところとは違うエレベーターから、ヒョンシクが降りてきた。
HN「ん？ヘインどうした？」
HI「ヒョンシク、おかえり。今営業部の人達が階を間違えて降りちゃったみたいで」
HN「ふーん」
HI「確か、今回売上トップだったキム・テヒョンくんじゃなかったかな？」
ヒョンシクは興味なさそうに、秘書室に入った。
彼を横目に、もう一度エレベーターを見るヘイン。
HI「ねえ、ヒョンシク、社長とAは？」
HN「さっき営業部に顔出すって言ってたけど？」
HI「あ、そうなんだ」
それ以上は深く考えずに、ヘインも秘書室に入る。
それから間もなく社長とAが戻ってきた。
HI「A、キム・テヒョンくんに会った？」
「え？会ってないよ？」
Aの返答に、じゃあまた来るかも。と自己完結させたヘインだった。
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Akubi(プロフ) - riyaさん» ずっと見ていただいてありがとうございます！カッコいいテテを目指してみました（笑）かっこいいテテもかわいいテテも書いていけたらと(^^) (2022年1月22日 18時) (
レス) id: ab9f76a07e (このIDを非表示/違反報告)
riya(プロフ) - テテカッコいいー (2022年1月22日 7時) (レス) @page42 id: 0599723b2d (このIDを非表示/違反報告)
Akubi(プロフ) - riyaさん» 初めまして。コメントありがとうございます。長くてすいません、、（笑）最後までお付き合い頂ければと思います(^^)！ (2021年8月4日 1時) (レス) id: ab9f76a07e (このIDを非表示/違反報告)
riya(プロフ) - 初めまして テヒョンと幸せになれますように (2021年8月3日 7時) (レス) id: 0599723b2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Akubi | 作成日時：2021年4月21日 2時
