社長秘書【TH】

19.【TH】 ページ20

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TH「(ムスッ」

HS「ええ？どうしたの？笑」

JM「あぁ、ほっといて大丈夫です！笑」





週明けの出勤日。
朝から俺はテンションが上がらない。

なぜなら、






NM「なんかあったのか？」

JM「それが、この前のパーティーで、Aさんと話したかったのに、女の子に邪魔されて、帰りも入り口で待ってたのに、トイレ行ってる隙にAさんがお友達？の女性とタクシーに乗っちゃったって、、笑」

JN「何を抜け駆けしようとしてるんだよお前はー！！そういうのは先輩の僕からでしょうがー！！」






そう！
今ジミナが説明した通り。

受付のソナちゃんに話しかけられて、また後で話そうと思ったのに、Aさんが仕事に戻っちゃうし。
仕事終わりなら話せるかもって思って、入り口で待ってたのに、ヤケ酒のシャンパンでトイレ行きたくなっちゃって、トイレから出たら、もう目の前でAさんがタクシー乗っちゃうし！






YG「それで拗ねてんのか(笑)」

HS「ははは！でもテヒョンアから女性のところに行くのは珍しいね！」

JM「ボソッ(たぶん、一目惚れしたんだと思います」

HS「ええっ！？本当に！？ぉわあ〜、本当にAさんすごいなあ...」






ジミナにはすぐバレたから、パーティーの後、いじけながら電話して話した。

一目惚れなんてないと思ってた。

一目惚れしました！って言われても、それってつまり顔だけってことでしょ？
今まで、そう言われて素直に喜べない自分がいたから、自分自身も一目惚れすることはないと思ってた。






JK「本当に一目惚れしたんですか？」

TH「だって、あの時世界が違ったんだよ」

「「「「「「？」」」」」」

TH「あの人だけがいて、周りは何も聞こえなかったし見えなかった。美人だからっていうのもあるけど、もっと違う特別ななんか、いっぱい、こう、うん」






うん、伝わったかな。






JN「テヒョン、ごめんもう一回説明して」

TH「え」






このヒョンは本当に…






TH「あ〜！もう！たぶん一目惚れしたの！なんか他の女性と違ったの！」

JM「ふはは！テヒョンイが怒った！笑」

JK「最初から一目惚れしたって言えばいいのに(笑」

JN「そう、もっとシンプルに返ってくると思ったら、思ったより語るからびっくりしちゃったよ(笑」






あぁ、なんかムキになっちゃった。笑

とにかく、俺はもう一回Aさんと話したい！

でも社内のどこに行けばAさんいるの？




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