社長秘書【TH】

14.成績優秀者 ページ15

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男性社員「うわあっ今回はAさんなんだ！」

男性社員「やっぱ綺麗だなあ〜」

男性社員「あんな人が近くにいたら仕事頑張っちゃうよな〜笑」






横から聞こえてくる男性社員の言葉に耳を傾けながら、7人は壇上のAを見つめる。





JN「彼女こそが、忘れてはいけない存在...！」

JK「入社式の時の人だ」

JN「美人でスタイルも良くて、社長秘書という高嶺の花的存在！」

HS「じゃあ、表彰の時近くで見れるんだ！」

JM「てことはテヒョンが一番見れる可能性高いね！」






ジミンがテヒョンを見ると、テヒョンは目を細めて、真顔で壇上を見つめている。






JM「え、もう、どういう感情？笑」

HS「お前そんな視力悪かったっけ？笑」






進行は進み、社員への表彰が始まった。
長く勤続している社員への表彰がされ、会場内は更に賑やかなムードになり盛り上がっていく。
続いて営業成績優秀者への表彰になると、プロジェクターで営業部の紹介映像が流れる。






NM「毎回流してくれるけど、そろそろ恥ずかしいな、、笑」

HS「これはかっこよく作りすぎだよ(笑」







映像では、電話で対応しているナムジュン、
明るい笑顔で手を振るホソク、
パソコンに向き合っているユンギ、
リュックを背負い会社までの道を爽やかに走るジョングク、
カメラを意識しすぎてしまってはにかむジミン、
カメラ目線で投げキッスを送るソクジン、
そして、カメラを真顔で見つめるテヒョンが、順に流れてくる。

そして最後に、テヒョンの成績が流れ、テヒョンにスポットライトが当たる。

堂々の一位だった。







HS「わあ〜さすがだよあいつ！」

YG「向いてんだろうな」

JK「凄いやテヒョンイヒョン！」

JN「この僕が抜かれるとは思わなかったよ」

JM「おめでとテヒョンア〜〜！！」

TH「んふふ〜♪」







スポットライトに当たりながら上機嫌なテヒョンが、明るい壇上に上がると、女性社員の盛り上がりが更に増した。
壇上からフロアに向けて一度手を振り、社長の前へ立つ。







PN「おめでとう」

TH「ありがとうございます」






ふと、横に視線をずらしAを初めて近くで見たテヒョンは、思わず見つめてしまう。
気付いたAが、目を合わせて、微笑みかけるが、テヒョンは動かなかった。






PN「キム・テヒョン氏、大丈夫かな？」

TH「あっはい！ありがとうございます！」






急いで表彰状を受け取り、テヒョンは壇を降りた。




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