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ようやく音楽番組や雑誌のインタビュー等が落ち着き始め、新曲の作成に取り掛かる。
『…』
景色の写真を見ても、
ピアノの前に座っても、何も浮かばない。
『どうしよう』
≪♪〜♪〜♪≫
着信画面には、"テヒョンさん"
『もしもし』
TH≪Aちゃん！今何してるのっ？≫
『今、新曲を考えようかなって思ってたんだけど、何も浮かばなかったところ(笑)』
TH≪ああ〜じゃあ気分転換が必要だね！最初に会った公園のところに来れない？≫
『大丈夫だけど…？』
TH≪やった！待ってるね！アンニョーン！≫
なにかあるのかな？
しばらく考えた後、急いで私は支度して家を出た。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
TH「Aちゃんこっちこっち！」
手招きしているテヒョンさんは、白のトレーナーに、黒のパンツでシンプルなのに目立って見える。
背が高いから余計にかな。
近くに駆け寄ると、テヒョンさんがバッグを開き中から出したのは、
キャンキャンッ
『わっ！』
TH「んふふ〜ヨンタンって言うんだ〜Aちゃんに見せたくて！」
珍しい黒褐色のポメラニアンだった。
ふわふわでかわいい。
『ヨンタンっていうの？すごく可愛いっ』
TH「タナ〜Aちゃんだよ〜」
テヒョンさんはヨンタンをお顔のところまで持っていき、ヨンタンに私の顔をよく見せてるみたい。
最初だけ吠えたものの、大人しく顔を見ている。
『ヨンタン、よろしくね？可愛い〜』
TH「Aちゃん抱っこしてて！」
『？ うん』
ヨンタンを受け取り、抱っこすると、テヒョンさんはカメラを構えた。
ヨンタンを撮りたいんだと思って、私はヨンタンがそのままカメラを見ていてくれるように、背中を撫でる。
TH「ふふふっ可愛い」
『撮れた？良かったねヨンタン〜！』
しばらくの時間、公園内を歩いたり、ベンチに座りながら戯れるように遊んだりして過ごしていた。
日が傾き、テヒョンさんは、ヨンタンを膝に乗せて、私の方を向く。
TH「この前歌ってた歌、Butterfly歌って？」
『え？ぁあ、あの歌…』
私は息を吸った。
『何もせずに今は
言葉もいらないから
笑顔見せてよ』
TH「本当に君なのか
全てが夢のようさ
まだ覚めないで」
続くテヒョンさんの声が柔らかくて、ふと顔を見ると、夕陽に照らされた綺麗な横顔にドキッとした。
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Akubi(プロフ) - はろ。さん» はろ。様コメントありがとうございます！お待たせして申し訳ありません！よろしくお願い致します(^^) (2021年4月11日 16時) (
レス) id: ab9f76a07e (このIDを非表示/違反報告)
はろ。(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！すぐ読み終わっちゃいました！！！！！！待ってます更新！ (2021年3月3日 1時) (レス) id: 599944be69 (このIDを非表示/違反報告)
MjlTuGeGb8heHTK(プロフ) - 桃 優 .さん» コメントありがとうございます！テテと同じお誕生日でしたので、お借りしてしまいました（笑）ぜひまた読んで頂ければ幸いです(^^) (2021年1月3日 22時) (レス) id: e21bb9a261 (このIDを非表示/違反報告)
MjlTuGeGb8heHTK(プロフ) - 美幸さん» あけましておめでとうございます(^^)ゆっくりの更新になってしまい申し訳ありません！まだまだよろしくお願い致します(^^) (2021年1月3日 22時) (レス) id: e21bb9a261 (このIDを非表示/違反報告)
桃 優 .(プロフ) - 凄く面白いです！Caratの私からしたらまさかシュア様が出てくるとは...という思いです。セブチも出してくれて嬉しいです！これからも無理しない程度に頑張ってください！ (2021年1月2日 12時) (レス) id: 6006f1dbca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Akubi | 作成日時：2020年12月8日 0時
