Serendipity【TH】

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撮影が始まり、ステージが次々と披露されていく。
そして、彼らのパフォーマンスはやはり、すごくかっこよかった。

特に、テヒョンさんの、楽屋で見た時とは違う色気のある雰囲気に、セットのすぐ裏にも関わらず見入ってしまった。

これが防弾少年団、BTSの、Vさんなんだあ…






「それでは、Aさん、この後なので、スタンバイお願いします！」


『はいっお願いしますっ』






ステージ袖にいると、ステージが終わって戻ってくるみなさん。
私に気付いてくれた。





SG「おお、これからか」


「はいっ」


RM「ラストだったんだね」


JN「ファイティンファイティンっ！」


『えへへ、頑張ります！』


JH「頑張ってね！！」


JM「楽しみにしてるね！」


JK「(グッ)」





次々に声をかけてくれるみなさん。
ジョングクさんは親指を立ててくれた。





TH「Aちゃん！見ててくれたっ？」


『見ました！すごい素敵でした！』


TH「んふふ〜ありがとっ」





あんなに踊ってたのに、疲れた様子も無く、
テヒョンさんはいつもの口を四角くした笑顔。
私も釣られて笑顔になる。





TH「今日の衣装「Aさーん！そろそろ行きましょう！」あ…」


『あっ、行ってきます！』





何を言おうとしてたんだろう？
今日の衣装、変だったかな…？





『お願いします！』




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