【ブルーロック】冴くんのにゃんこ。２【糸師冴】

feverfew ページ17

※時系列的には前話の続きです


「へーすごい、猫の肉球ってやわらかいんだね。」


そう言って凪くんは私の肉球をぷにぷにしてくる。


だろ、とドヤ顔してみせた、私のチャームポイントなんでね((


「じゃぁそろそろ帰るにゃん」


私の両手をつかんで人形のように動かしながら凪くんが言う。


とうとい……。


身長190�僂離ぅ吋瓮鵑�にゃんはダメじゃん……人〇んじゃうよ。


あ、猫もね。


「……Aはそんなこと言わない。」


今のこれ私のセリフってことだったの??


そして玲王くん厄介オタクみたいになってるよ、凪くんも心なしか引いて……。


「じゃ、ばいばい。」


ぽんぽん、と軽く私を撫でて、帰って行ってしまった。


慣れてるゥ……これがなぎれおの絆……ってコト⁉


＊＊＊


一人で色々の片付けを終えて、玲王くんがソファに座る。


あ、やっと終わったみたい、これは撫でてもらうチャンス！


とんっ、とソファに飛び乗ると、そのふかふかさにソファの質の良さが伝わる。高そ……。


そして玲王くんの膝の上に座ると、


『にゃー？』


と鳴いてこてん、と首を傾げてみる。


「っ……マジでA可愛すぎかよ……。」


一旦ソファに倒れたかと思うと、すぐに起き上がって私のことを撫でだす。


これだ、私が待ってたのは。


ゴロゴロ喉をならして、たくさん撫でてもらいました。満足満足(黒名くんのマネ)。


＊＊＊

feverfew→マトリカリア。花言葉は「集う喜び」。


リクエストありがとうございました！


昨日のだけだと凪くん要素薄いと思ったので前半は昨日の続きみたいな感じです。後半から玲王くんに甘えるというリクエストでした。

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