N R Cで王様ゲーーーーーームｯｯｯ！！

補足ルールです。 ページ3

『それと、補足ルールがいくつか。
その1、魔法は絶対に使わないこと。魔法で番号を読んだり王冠のくじを引くような行為は即失格。万が一バレた場合は……』

「場合は？」

『トレイン先生、クルーウェル先生、そしてバルガス先生からの課題が山ほど出されます。その上、学園長からの雑用も入ります。

まあといってもズルする人は出るので、学園長から魔法道具を借りてきました』


監督生はポケットから手のひらサイズに収まる魔法道具を取り出した。

『これは魔力を検知する魔法道具です。万が一にもこれが反応を示した場合は誰かが魔法を使ったということ。それに魔力には個人差がありますからね。誰の魔力かもしっかり分かります』


どこからかチッと舌打ちが聞こえる。
イカサマをする気満々だった人が少なからずいるらしい。

『そしてもう1つ。今回は人数が多いですからね。各寮で一人ずつからの参加です。交代制でやってください』

「ちょ、ちょっと待つでござる監督生氏。拙者の寮は2人しか居ないですぞ？」

『頑張ってください』


顔は笑っているがその表情には異論は認めないという意思があった。

元々乗り気でなかったイデアはガックリと肩を落として大人しく下がった。



『それでは早速始めましょう！』

「誰かコイツを止めてくれ！」



ナイトレイブンカレッジで王様ゲーーーーーームｯｯｯ！！！

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