幼馴染は…

懐かしさ ページ4

ホークアイズ到着時の駅の中では
噂の女が演奏していると話題になりしまいにはアンコールを要求する声が上がっていた

瑠衣「すげぇ人だな！
それに離れているのに音がすごく綺麗に聞こえる！」

仁「ああ、そうだな」

瑠衣の言葉に曖昧に答える仁だったが頭の中では酷く懐かしい感覚があった

仁(もしかしたら…)

杖道「仁この演奏はもしかすると…」ﾎﾞｿｯ

仁「ああ間違いないAの演奏だ、何百回も聞かされたんだ間違えるわけがねぇ」ﾎﾞｿｯ

＊〜🎵🎶

♩〜♪〜

♪〜＊〜*♬

美しくいて儚く、消えてしまいそうな演奏だがその芯には強い想いがあるような演奏

それがAの演奏だった

そんなA独自の演奏を出来るのは勿論本人であるAのみ

杖道がそれに気づき会いに行こうと言おうとするが、

仁はそれよりも先に音のするほうへ歩いていた

杖道「フッ仁も会いたいんだな」

と杖道は仁の行動を理解したが何も知らない瑠衣はいきなり歩き出した仁に疑問を浮かべていた

瑠衣「おい仁っ待てよ！」

瑠衣「いきなりどうしたんだよ！」

瑠衣の質問に仁は答えずただ音の鳴る方へ歩いていた

ピアノを弾いている人side
周りを気にしつつ弾いているせいで少し音を間違えた

せっかく弾くんなら真剣に弾きたいのに…

まあこれも仕事だししょうがないか




ん？

あの人、さっきから挙動不審ね

周りを気にしているのかしら

ﾄｺﾄｺ

あっこっちに来る

しかもあの右手に隠し持ってるのはおそらくナイフね

ならこれで決まり

犯人はこの人ね

それにしてもよくこんな人目につく場所で殺そうと思うわね

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