レッドアイズ─光を求めて─第2話(別ver.) (ページ24)

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入ってきた響介さんに対し、蠣崎は銃を捨てた。

そして響介さんが押し倒し、蠣崎の顔の前に銃を向ける。

蠣崎『うて。彼女を失った時から俺はしんだも同然だった。』

ころせ。と響介さんのせがんだ。

そして、その言葉の通りに響介さんはうとうとする。

島原「銃をおろしなさい。」

と言われても銃をおろさない。

島原「私がいってるの。」

という言葉を聞いて、響介さんは銃をおろし蠣崎を確保した。

島原さんも瞳には光がなかった。

まるで、私の過去を映しているように。

そして、この事件は私の心までを抉った。

思い出させないように心の奥深くに蓋をして閉じ込めていた気持ち、思い出をフラッシュバックさせたのだ。

この事実が息ができないほどに苦しく、私は小牧くんの呼び止めを聞かずにバックを持って帰った。

・

帰って、彼と最後にやり取りしたメッセージを見た。

「今もこれからもAを愛してるよ。」

彼が、生きることができない。と悟った時に送られてきた言葉だった。

その言葉で、私は涙を流し、叫んでいた。

アンモビウム

花言葉、「不変の誓い」、「永遠の悲しみ」