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花火大会の会場にて。






瑞稀「ここの花火大会、毎回綺麗に花火が
打ち上がってさ」



『そうなんだ〜』



瑞稀「Aちゃんにもここの綺麗な花火、
見て欲しいなって思って」



『へぇー、楽しそう!』






じゃあ普段見る花火とはまた少し違う花火が
見れるのかな?



何かワクワクしてきた。



と思っていた時に。






瑞稀「ね、Aちゃん」



『ん?』



瑞稀「手、繋ぎたい......」



『え......』






いきなり......!?



急にそんな事、ある......?






瑞稀「......ダメ?」



『あ、ううん、手、繋ご?』






瑞稀くんのお願いに、私は断り切れなかった。



だけど、アイドルが一般の人とそういう事
するって......



アイドルとして、そういう事に少し抵抗が
あるのは確かだったけど......。



やむを得ずそっと手を繋ぐと、少し胸の鼓動が
早くなった気がした。






瑞稀「Aちゃんの手、ちょっと冷えてるね......」



『え、そう......?』






確かに、夏のくせして今日は気温が少し低い
からかな。






瑞稀「ちょっとあっためようか?」



『え、ちょっと......』






すると両手でぎゅっと私の片手を握ってくる。



だけど、瑞稀くんの手、あったかい......。






瑞稀「あったかい......?」



『うん、あったかい......』






今日仲良くした人に何故こんなにドキドキして
いるのだろうか。



何か、変な風に意識してしまう。






瑞稀「あ、そろそろ始まる」






すると、私の手をまた繋ぎ直すと



何故かさっきとは違う、恋人繋ぎに変わった。



ダメだ、ドキドキが強くなっていくばかり。



そして、1時間半後。



花火大会が開催された。

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設定タグ:HiHiJets , 井上瑞稀   
作品ジャンル:恋愛
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はる(プロフ) - とろとろたまごさん» コメントありがとうございます!実はテスト期間の為、7/22まで更新停止とさせて頂いております...!テストが明けましたらまた更新再開させて頂きますので、大変申し訳ございませんがもうしばらくお待ち下さい...! (2020年7月14日 18時) (レス) id: 780347821c (このIDを非表示/違反報告)
とろとろたまご - 大丈夫ですか? (2020年7月14日 18時) (レス) id: 94adf1d6f4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はる | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/novel/Mizuki_fan/  
作成日時:2020年6月26日 22時

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