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好き ページ1

*****



うらたさんと坂田さんの今までの行動が、全てツンデレのツンの部分だったと気づいた時。
それと同時に、デレの日々がやってくるなんて思っても見なかった。



*****






しません 「Aちゃん、ごめん!」




「 ………… 」

目の前の二人は、明らかに90度以上腰を曲げている。
あの、コチラとしては今すぐに顔をあげて欲しいんですけど……。


「顔を……」

浦 「もっと!もっと深く!」
坂 「ぜんっぜん伝わらないから!」

いやいやいやいや。
なにあなた達が指導してるんですか!
多分この中で状況が1番わかっていないのは……私だと思う。



「先輩方、どうか、顔を上げてください……!」

偉大な先輩方にお辞儀させている自分が怖いです。神様ごめんなさい。


船 「もっと謝らんと、」
島 「めっちゃ酷いことした。」

「いやいや、あの状況だと皆がそう思いますよ」


そう、この二人が変なんです。

そんな気持ちを込めて二人の方を見れば、何故か二人はこっちを見ていて。
何故か目が合ってしまって、思わず顔が赤くなってしまう。



「……とにかく、誤解させてすみませんでした。」



私は深くお辞儀をする。
わたしは今、すごくこれを終わらせたい。
このやり取りを、終わらせたいのだ!

だって今、それより気になることがあって。





「あの、お二人は……」

浦坂 「あぁ、俺ら友達だろ!」




口を揃えていう、何とも仲がよろしいこと。
……というか、そもそも友達ってこんなんだったっけ?
しませんは呆れ気味。
多分私は遠くから、しませんの呆れ顔を何回も見たことがある気がする。





浦 「友達になったからには、」
坂 「全力を尽くすから!」

「……はい…?」



分からない。

頭にはてなマークを浮かべていると、うらたさんのスーツの腕にホコリが見えた。


「あの……腕に、ホコリついていますよ」
「えっどこ! どこ!」
「……ここ」


私は手を伸ばした。





坂 「!」

浦 「……っ、さ、さ、さ」

「とれた。」




浦 「触るなぁ!!!!」

「ひ、ひいっ」


私も思わず声を出してしまうほど、
うらたさんはどうかしていた。


流石にここはいつもと変わらないのね……


そう理解した時だった。






浦 「人には数え切れないほど菌がついている、それはスーツも同じでスーツにも数え切れないほどのおぞましい菌がついているんだぞわかるか! Aだけは純潔を守ってくれ!」






「…………」

*→



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yamasuzu0819(プロフ) - こうしんまってるでござる (2020年3月17日 10時) (レス) id: e710c1255b (このIDを非表示/違反報告)
いちごみるく - きになりますぅぅぅ……ゆっくりでいいので更新!!更新待ってます(><) (2019年3月5日 20時) (レス) id: abe5e7c251 (このIDを非表示/違反報告)
★さかだぬき★ - 更新されてないとわかった私の一言 「え、無理無理、気になる」    少しでいいです続きお願いします!! (2019年1月27日 19時) (レス) id: 04e70c44c5 (このIDを非表示/違反報告)
みかんぽんず(プロフ) - めっちゃ続き気になりすぎて食事も喉を通りません…少しづつでも更新してほしいです!待ってます(^^) (2018年12月6日 19時) (レス) id: 558918a0ed (このIDを非表示/違反報告)
つぼみ - 一生のお願いです!更新楽しみにしてるので、ゆっくりでいいから更新してください(´;ω;`) (2018年12月1日 19時) (レス) id: af4d084e07 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:る . 羽に | 作成日時:2017年11月13日 21時

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