10 ページ11
日が出てるのかな。
もう朝？
と思って目を開くと
『お頭！』
そう、隣にはお頭が寝ていた
「んあ、起きたのか？」
『え、ちょっと、頭が追いつかないです』
「だーはっはっはっ」
と笑って頭を撫でた
「これからは俺の女だ」
と言われてから
どうやってマキノさんのところに来たかは記憶にない
でも、しっかりサラシは巻いていて
ジュースを片手で持っていた
みんな楽しそうにやっているけど
私はお頭に肩組まれながら
「お前は本当に可愛いなぁ」
と言われて恥ずかしさで
私はジュースをのんだ
そうしていると
顔に手当てされていたルフィがきた
「よぉ、ルフィ」
「船に乗せてくれ！」
『ダメってまた言われるよ』
「けち」
「ルフィ、絶交は辞めたのか」
「やめた」
私はルフィのそばに行って
『ルフィ偉いじゃん』
と頭を撫でた
そしてルフィの隣に座った
「おい、その傷どうした」
「転んだ」
「そんわけねぇだろ、どんな転び方したら」
「転んだ」
と、この間のことは言わなかった。
お頭も、何か悟ったのか
顔を緩ませた。
「そうか、転んだのか。じゃあ聞くことはねぇな」
「俺ももう聞かねぇ」
「ウタとシャンクスの問題だからな」
『大人みたいなこと言うようになったなぁ』
「じゃあ船に乗せてくれるか？」
とルフィが聞くとみんな鼻で笑った
「お腹減ったでしょ」
とマキノさんがルフィにご飯出してくれて
「ありがとう。マキノ、宝払いで頼む」
「ルフィ、俺からもお前が大人になった祝いだ」
と言ってルフィのご飯に
旗を刺してあげた
「うわぁぁ、かっこいい」
ルフィが笑顔を向けると
お頭はテーブルだんだんと叩いて
大笑いした
「やっぱガキじゃねぇか」
「卑怯じゃねぇか！シャンクス！」
私もそれがおかしくて笑うと
みんな大笑いした
「Aは笑ってる方がいいぞ」
『何言ってんだ、このガキ』
私は頭をくしゃくしゃと撫でた
「お、ルフィも見る目あるなぁ」
ルフィは女って知らないのに言うなよ
と言うようにお頭を睨んで
そうするとお頭はべっと舌を出した
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 438人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なこ(プロフ) - 更新ありがとうございます！続き楽しみに待っていました！赤ちゃんも無事に産まれてウタも生きてて本当に良かった♡♡♡ (2022年10月16日 18時) (
レス) @page23 id: 247691cc0f (このIDを非表示/違反報告)
Madoka(プロフ) - 更新ありがとうございますm(_ _)m早く続きが読みたいです。 (2022年9月13日 1時) (レス) @page19 id: 32d8d035f1 (このIDを非表示/違反報告)
ピラ(プロフ) - なこさん» こんな駄作にコメントしてくださりとても嬉しいです。 (2022年9月11日 23時) (レス) id: e6e960aba5 (このIDを非表示/違反報告)
なこ(プロフ) - 更新ありがとうございます！シャンクスの心配性の様子…笑)ヒロインもお腹の赤ちゃんも愛されてますね♡ここにウタが出てきて、どう物語が進んでいくのか楽しみです！引き続き応援してます！！ (2022年9月11日 21時) (レス) @page18 id: 247691cc0f (このIDを非表示/違反報告)
ピラ(プロフ) - なこさん» ありがとうございます！！とても嬉しいお言葉です！ (2022年9月9日 20時) (レス) id: e6e960aba5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ピラ | 作成日時：2022年8月17日 0時
