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4話 ページ7

下野「父上がそんなこと言うはずがない」

兵士「言いました。私たちは、聞きました。なので、王子、私は、殺してでもそこの姫をとらえます。」

紘さんは、抱きしめる力を強くした。
下野「A。じっとしてろ」

『、、、?』ブルブル

すると、紘くんの目が赤くなっていた。これは、攻撃魔法だ。

『(紘さんも、私と同じ力を持ってるの?)』

兵士「ま、まずい。王子が攻撃魔力を使われると二人がかりでも歯が立たない。」

下野「Aは、俺が守る!」

紘くんは、もっと抱きしめる力を強くした。
その時、、、

花江「兄上?!おい、そこの兵士達一体どう言うことだ。」

兵士「われわらは、その」

花江「話は、後でいい。」パンパン

??「お呼びでしょうか!」

花江「この兵士達を地下牢へ」

??「かしこまりました。」






花江「兄上」


紘くんは、さらに強く私を抱きしめた。
下野「いくら、弟であろうとAを傷つけさせない」

花江「兄上。僕は、兄上達を傷つけるつもりは、ありません。どうかは、お静まり願いたい。」


そういうと、紘くんの赤かった目がいつもどうりに戻り、抱きしめていた力も弱くなった。

下野「、、、、、、」

『ひ、紘さぁ、、、』ブルブル

下野「あ、ごめん!強く抱きしめて。無我夢中で」

花江「兄上。」

下野「ん?」

花江「先程は、何があったんですか」

下野「その話は、明日言うよまずは、Aが心配だから」

花江「わ、わかった」

私は、紘くんに連れられて、紘さんの部屋に入った。パタン

『あ、あの、、、紘くん』ブルブル

下野「あー。適当に座って」

『先程は、助けてくださってありがとうございます』ブルブル

下野「いいよ、いいよ。それにAちゃんが兵士達に殺されるの見たくなかったし。はい、お水
。」

『あ、ありがとうございます。』

下野「あのさぁ、これすっごく言い難いんだけどさぁ、なんでAちゃん男性恐怖症なの?」

『、、、!』ブルブル


私は、その言葉を聞くと震えが増した。

下野「ゆっくりでいいからさぁ、話して欲しいなぁ。少しでもさぁAちゃんの男性恐怖症がなくなってくれると嬉しいからさ」

『、、、』ブルブル

下野「別に無理にとは、言わないよ。少しでも、抱えているものを俺にも背負わせてくれないかなーって」

『、、、私は、8歳の頃でした。』

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作者名:Mizuki | 作成日時:2020年1月22日 16時

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