015 ページ15
瑞稀side
『あー!!!!』
優斗「うるさいうるさい」
『なんかわかんねぇけどすっごいイライラする』
最近変だ。
何もしていなくても無性にイライラする。
龍斗「Aちゃんのことじゃないの?」
蒼弥「Aちゃん……?」
龍斗「あー、瑞稀くんの元カノだよ」
『おい作間ァァァ!!!!』
優斗「あら、瑞稀くん元カノのこと引きずってる感じ?」
『ちげーよ、!』
龍斗「でも昨日Aちゃんに看病してもらってたよ」
涼「なるほど、だからこんなに回復早かったのか!」
こいつら変な勘違いしすぎだろ……
俺はもうAのことは何とも思ってないし、眼中にもない。
ただの元カノだし、それ以上なんてない。
それに俺はアイドルになるために別れたんだ。
今更より戻すなんて有り得ない。
龍斗「だけどずっとAちゃんのこと考えてるのは事実だよね?」
『ずっとではないし……』
優斗「へーそんなかわいい子なの?」
龍斗「うん、めっちゃかわいい!」
蒼弥「え、写真見たい」
写真ならフォルダを探ればたくさんあるけど、絶対にこいつらに見せるもんか。
見せたとこで変なこと言われるのは目に見えている。
龍斗「あ、Aちゃんに電話してみる?」
『俺連絡先消してるけど』
龍斗「俺もってるよ」
『は!?』
なんでおまえがもってんだよ!と聞く前に勝手に通話マークを押されていた。
は……うそだろ……
「もしもし?どうしたの、作間くん」
龍斗「ごめんね急に。瑞稀くんに代わるね」
そう言っていきなり俺にスマホを渡してきて、何度も拒み続けたけど聞いてはくれなかった
1217人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「HiHiJets」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:サリー。 | 作成日時:2020年3月8日 20時