【d!】私の家族は14人います。 (改) (ページ10)

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9話ページ10

psside

粗方遺伝子検査の作業工程が終わった
ところでもうそろそろ晩御飯の時間ということに気づいた。

Aちゃんを起こて、食堂へ向かう。

in食堂

ps「少し遅れた～ごめんね。」

『えっ、と…ごめんなさい。』

gr「……A、こっちに来い。」

『わかった！』

『ぐるりゅっぺんなに～？』

gr「今日からここに居る皆はAのお兄ちゃんなんだゾ！」

『ほ、ほんとぉ？？』

gr「あぁ。」

『！…あ、ありがとっ！』

『……ぐるりゅっぺんおにぃちゃん！ごはんたべたい！』

gr「ふむ。では、いただきます。」

「「いただきます。」」

『？？…い、ただきます？』

gr「もっきゅもっきゅ」

『ｯ？？とんとんおにぃちゃん。これなぁに？』

tn「んー？…あ、え？」

tnside

そう言ってAちゃんが指を指したのは焼きそばだった。

tn「これはねぇ…ラーメンっていう食べ物やで。」

『らーめん……ﾓｸﾞﾓｸﾞ……おいしい、！じゃあ、これは？？』

次に指したのは唐揚げ。

tn「それは唐揚げ。」

『……！これもおいしい！おにぃちゃんたちはずっとこういうのをたべてるの？』

聞いた瞬間は意味が分からなかったがしばらく経って意味を理解した。

この子は食べ物に種類があるという"常識"を知らないんだ。

tn「ねぇ…Aちゃん。いつも、何を食べてたん？」

『？…ぱんだよ？ずっとぱん。』

やっぱりだ。はぁ、親の顔を1発殴りたいという欲求を抑え、Aちゃんに食べ物の名前を教えていった。

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