メモリーチケット【歌い手】【うらたぬき】

第9話 ページ10

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夏休み1日目







余裕をもって9:30に着く。







シュッピングモール付近の休憩スポットのベンチに座る。
そして、立川を待つと...。








30分遅刻でやっと来た。








『遅刻魔』







立川
『いでぇｰ』







何したかって？








立川の額にデコピンをした。軽めにね。








立川
『さぁ！シュッピングモールに行くよ』








俺の手を取って走り出す。







『おい!』







立川
『...へ？』








立川がそのまま細い道路を渡ろうとして車が来ていたので立川の腕を俺側に戻した。








『1歩間違ってら死ぬところだったんだぞ。』








立川
『ごめんなさい｡』









ほんと危なっかしいやつだ。









運転手の人にも何回も謝って許してもらった。
優しい人で良かった。









今度は、俺が立川の腕を取りはぐれないように誘導させた。








シュッピングモールの中は涼しかった。









『何買うんだ？』








立川
『長旅に必要なもの！』









さぁ行くぞー！なんか言い出してAが先に行く。
置いていかれないようについて行く。









数時間もすれば俺の両手には大荷物が抱えられていた。









『俺って呼び出されたの荷物持ちかよ...。』








立川
『あはは..ごめんなさい｡なんか奢るから休憩しよ』








Aが指を指したのはシュッピングモール内にある軽めの軽食が食べれるオシャレなお店だった。









ここ,テレビに取り上げられてたな。









奥に入っていきバイキング形式なので並んでとる。









取ろうとしたものがあったのでとるやつを取ろうとしたら手と手が重なった。









前を見ると大人っぽいどこか見覚えのある顔があった。

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