メモリーチケット【歌い手】【うらたぬき】

第17話 ページ20

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横になっていた自分の体制を立て直し立つ。









彼女に背を向ける。
恥ずかしい｡









自分が今やっていたことを思い返してみると。









『ありがとう,安心した。ご飯どうする？』









A
『安心したなら良かった。ごはんね...私作れるよ？』









『本当？ならお願いします。』









料理苦手だから、良かった。
2人ですぐ近くのリビングとダイニングが繋がっている部屋に戻る。









A
『ねぇ、気になってること聞いていい？』









冷蔵庫を開けて君は言う。









『どうした』









卵や牛乳やら取り出して君は料理を始める。









A
『倒れた時，何か見た？』









ドキｯと心臓が高ぶる
全てを見透しているかの様な言い方で聞くから更にだ。









『展望台...虹...土砂降り』









見てきた景色の情景を言葉に綴る。
彼女は､ﾊｯとする。









A
『展望台ってこの街から結構遠くの夕崎展望？』









『多分...』









A
『調べとくね｡』









君は巧みに料理を作っていく。完成したのはふわふわのオムライス。









美味しそう









だから牛乳とか入れてたのかな。









二人
『いただきます。』









昼前までは静まり返ったリビングに華が咲いた。



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誤字祭り

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