メモリーチケット【歌い手】【うらたぬき】

第11話 ページ14

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夏休み2日目









いよいよ、明日出発。








親に言ったら了承もしてくれた。








昨日大量に買った服やら等など大きめのボストンバッグに入れていく。
親からのお金も貰い十分な生活ができるようになった。








お昼頃、立川からメールが来た。









『今すぐ、家の前に来て』









俺は、階段を降り玄関につく。
サンダルを履いて扉を開ける｡









外は雨が激しく降り目の前にいる立川はびしょびしょだった。









『どうしたんだよ。その格好』








A
『いや〜ちょっとね色々あって』








あははとか言いながらAを通した。









『そこで待ってろ。タオル持ってくっから。









A
『ありがとう。』









洗面所にある比較的もふもふした新しいタオルを立川に渡した。
拭いてもきっとあの土砂降りの中外にいたんなら風邪ひくよな...。









『たっちーお風呂はいってきな。着替えとかは...俺ので着れるよな？！』









身長そこまで変わんなくないか？立川とは3cmしか変わらんし。








A
『ありがとう。うん、着れると思う。』









お風呂が湧くまでリビングの椅子に座らせる
数分もすればあの独特の音楽がなる。Aを風呂に誘導させ着替えも持ってくる。
灰色のスウェットを上下置いといた。









『なんでこんな雨ん中外いたんだろうな』









立川はやっぱり謎だ。










天才が集まってもきっと彼女の思考回路は解けない。









謎の多い女の子

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