第15話 ページ16
○
多くの人に見てもらった。
初めての脚本
君にも見てもらいたかった。
君のための物語だからね。
先生からもお客さんからも多大なる拍手に体育館は満ちた。
学祭も無事終わり、先生やクラスメイトから絶賛され作ったかいがあったと思った。
片付けも終わり僕はいち早く君に会いに行った。
君に読んで欲しかったから。
もう辺りは暗く病院ないもくらい。
でも、君の部屋は明るかった。
病室に入ると君は外を眺めていたのか窓からこちらに振り返る。
昨日見たはずなのにどうしても愛くるしくてもどかしい。
完全に右耳が聞こえなくなった君は僕が差し出した脚本を読んでいく。
彼女の感想は...
『これ、私をモデルにしてる?』
手話で器用に伝えてきた。
僕はコクッと頷いた。
彼女のその表情は言葉にしがたいぐらい涙ぐんでいた。
『私も早く回復するね』
君は嬉し泣きというものを零した。
手紙とのやり取りがまた続く。
どんどん二学期も終わりの日がづく12月2日君は、倒れた。
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ちょこ - とてもよかったです!その後話がもっと欲しい! (2020年1月20日 9時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
創楽(プロフ) - リートさん» ダメっすねwリートさんはめっちゃ尊敬出来る作者の1人なんですよ!! (2019年7月1日 16時) (レス) id: a551d352ed (このIDを非表示/違反報告)
リート(プロフ) - 創楽さん» 夢じゃないですよー、そして内容が薄いというのはどういうことかなー?ボクニハワカンナーイ。「まふ」って………なんて女子力の高い…………まふって………えー……あ、神じゃないです、紙の方で表記してもらえますか!!?ダメ!? (2019年6月30日 22時) (レス) id: 0a8d7846e5 (このIDを非表示/違反報告)
創楽(プロフ) - リートさん» わああああ神作者に祝ってもらえるとか夢見たい(´TωT`)ありがとうございます!この作品息抜き程度の話だったんで内容薄くてどうなんだろ?って思いながら書いてましたw読んでいただきありがとうございます!私もリートさんの作品見ていまふ! (2019年6月30日 21時) (レス) id: a551d352ed (このIDを非表示/違反報告)
リート(プロフ) - ふおあああ、完結おめでとうございます!気まぐれできて読んで本当に良かった……!作品とても面白かったです、改めて完結おめでとうございます! (2019年6月30日 21時) (レス) id: 0a8d7846e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:創楽 | 作成日時:2019年6月18日 20時