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「わたしの友達と…先生だよ」
蒼弥「ふぅん……」
やばい。絶対怒ってる……
蒼弥「じゃあ頑張ってね」
雑に渡された筆箱。
すぐに去っていった蒼弥はとても怒っているように見えた。
それからの授業はあっという間に過ぎて、もう時は昼休み。
いつもと同じように涼と一緒にお昼ご飯を食べる。
こんな姿になったわたしとも一緒にいてくれる涼はほんとに親切だ。
「涼、今日放課後空いてる?」
橋本「今日は……△△ちゃんとの予定入ってる」
「そっか、」
橋本「ん?どした?」
「いや、なんでもない」
ほんとは一緒にカフェでも行きたいな、なんてJKらしいことを思ってみたけどやっぱり涼は遊び人なんだ。
そこは変わらないんだよな……
それに色んな人と遊んでて疲れないのかな、?
好きでもない人とさ……
「……涼ってさ、恋したことあるの?」
ずっと気になってたこと。
今、好きな人とかいるのかなとか今まで彼女いたことあるのかなとか。
橋本「うん。」
「そうなんだ……」
橋本「ん?俺の初恋はAだけど?」
「へ……?」
いきなり爆弾発言をしてニコニコとわたしの顔を覗き込むから無意識にもドキドキしてしまう。
「わたしのこと……好きなの、?」
橋本「うん」
好きなのに……他の人と遊んでるの?
それってどういう気持ちでしてるんだろ……
橋本「まぁ今日はこのぐらいにしとこ」
なんて何も無かったかのようにあくびをするから戸惑ってるのはわたしだけ?
なんでそんな余裕そうなの……
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るるぺそ(プロフ) - プライベッターのURLが読み込めないのでもう一度教えてほしいです!! (2019年9月28日 16時) (レス) id: 56ad12472a (このIDを非表示/違反報告)
サリー。(プロフ) - Nextさん» ありがとうございます! (2019年8月21日 17時) (レス) id: 7061ef67cf (このIDを非表示/違反報告)
Next - 続きが楽しみです!更新、頑張ってください!! (2019年8月20日 9時) (レス) id: cf1942b956 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サリー。 | 作成日時:2019年6月29日 12時