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「ただいま……」
蒼弥「A……」
蒼弥は玄関に立っていて、かなり怒った顔をしている。
やっぱり怒るよね……
「連絡も入れずに遅くなっちゃってごめんなさい!」
すると蒼弥はぎゅっとわたしを抱きしめた。
蒼弥「どんだけ心配させたら気が済むんだよ……
もうこれ以上大切なもの失いたくないんだよ……」
その体は震えていてほんとにわたしは最悪なことをしてしまったんだと改めてわかった。
父親をなくした時も蒼弥はずっと泣いてた。
だからもう誰も失いたくないって気持ちわかるのにわたしったら……
蒼弥「これ……」
「あ、、」
首元につけられた痕を見つけて蒼弥は青ざめた。
蒼弥「ねぇ、A」
「うん、」
蒼弥「Aには母さんみたいな道を歩んでほしくないんだよ」
思わずその言葉にぞっとした。
今まで軽い気持ちで色々してきたけど、蒼弥にとってはそういう不安があったんだ……
わたしのやってることはお母さんと同じこと……?
「ならないよ……お母さんみたいにはならない」
蒼弥「うん、絶対だよ。」
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るるぺそ(プロフ) - プライベッターのURLが読み込めないのでもう一度教えてほしいです!! (2019年9月28日 16時) (レス) id: 56ad12472a (このIDを非表示/違反報告)
サリー。(プロフ) - Nextさん» ありがとうございます! (2019年8月21日 17時) (レス) id: 7061ef67cf (このIDを非表示/違反報告)
Next - 続きが楽しみです!更新、頑張ってください!! (2019年8月20日 9時) (レス) id: cf1942b956 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サリー。 | 作成日時:2019年6月29日 12時