14章『阻止すべき陰謀』２ ページ2
「フェザーさん。もうわかっているんです。貴女の目的も、正体も。貴女が学校に連れ込んだ者は……恐らくダーケルと繋がっている者である事も」
キッシンジャーが静かにフェザーに語りかける。エリカは視線を下に向けるフェザーに近付き、その肩にそっと触れた。
＿その時だった。
「キャハハハハハハハハ！」
ずっと項垂れていたフェザーの顔が上がった。
その目に宿っていた優しい光は、もはや何処にもなかった。
そこにあったのは、血走って瞳孔が開ききった目。狂気に近い目。
驚いたエリカが後ろに飛び退くと、フェザーは依然として甲高い笑い声を放ち続けながらゆらりと立ち上がる。
ユィシャンとユリエルのダブル『ユ』コンビが杖を構えて皆の先頭に立つ。その厳しい眼差しは、フェザーを捉えて離さない。
「あと少しだったのに！少しだった！本来ならすぐに抹殺するつもりだった！でもアイツが邪魔した！」
興奮したようにまくし立てて、ゼーハーと肩で息をするフェザー。
憑き物が取れたかのようなその豹変ぶりに、リリシアは驚きを隠せなかった。
「エッガーが邪魔だった！忌まわしい魔法警察省め、何処で情報を手に入れたのか知らないが、計画をことごとく邪魔しやがって！
信頼を潰すために、デマを流したらあっさり信じたから都合がよかったさ！ここの生徒は皆馬鹿だねぇ！アハハハハ！」
「馬鹿じゃないでしょ！それだけあなたをを信じられた。慕っていたから疑わない！みんなあなたが好きだった！だから、疑わなかっただけなのに！」
イロハが必死に叫んだ。その言葉は、どこまでフェザーに届いたのだろう。フェザーの表情からはわからなかった。
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明咲こより - 美坂るぅさん» 了解致しました。 (2017年2月5日 14時) (
レス) id: 67d07cb40f (このIDを非表示/違反報告)
美坂るぅ(プロフ) - 明咲こよりさん» そうですね、消しておきます。どうやらコメ欄とボタンの色がコピーできていないようですので、ひつようならよろしくお願します。 (2017年2月5日 14時) (レス) id: a41f8e5530 (このIDを非表示/違反報告)
明咲こより - 美坂るぅさん» できました！画像が重なってしまっているのは、自分で調べて直します！作成して下さり、本当にありがとうございました。それから、パスワードが書いてあるコメントは消去した方が宜しいのでしょうか？ (2017年2月5日 14時) (レス) id: 67d07cb40f (このIDを非表示/違反報告)
美坂るぅ(プロフ) - 明咲こよりさん» 了解です。 (2017年2月5日 13時) (レス) id: a41f8e5530 (このIDを非表示/違反報告)
明咲こより - 美坂るぅさん» 申し訳ありません…urlを入れているのですが、画像が表示されません。もう少し試してみますので、少々お待ち下さい。 (2017年2月5日 13時) (レス) id: 67d07cb40f (このIDを非表示/違反報告)
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