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川西君は思ふ。 ページ30

川西side


『んじゃ布団やっておくから。食器は流しにね』


「わかりました」


今日は観たい番組があったが

天童さんが見たかった番組と被りこっちへ来ている。

後ろから聞こえる布団の

「ばさっ」という音と『うわ』って言う声が聞こえて

とても幸せ。姿が見えていなくても可愛いって

どういうことですか。


「なうぅ…」


「?…あ」


食べ終わったなら行けってことかな。

いっせーがジト目で

こちらを見てくる。

やっぱ先輩と結婚するとこんな感じなのかな。

帰ったら3匹がいて、ソレに構ってたら

『ご飯できたよー』とか声かけてくれて。

愚痴も丁寧に聞いてくれて。

あぁでも結婚となると先輩じゃなくなるからな。

Aさん。



じゃなくて籍入れるんだから…Aさん?




「…」

今めっちゃ顔赤いな(真顔)。


「んみ"っ」


「おわっ、ごめんごめん」


『いっせー、太一怖がらせちゃダメだよー』


子供か俺は。


『…というか太一鼻血出てるじゃん。

はいティッシュ』


「あ、ありがとうございます」


『はいはい。お風呂沸いてるから入ってきなさい』


「一緒に入りませんか」


『なーに言ってんの』


「わんっ( *`ω´)」


「わん…( -᷅ -᷄)」


『ん?太一と入りたいの?』


「え」


『いってらっしゃい』


風呂ではハジメとトオルから

バタ足スプラッシュ喰らった。

どこにも行かないよ。→←思わぬ遭遇。



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作者名:しろめっと | 作成日時:2020年1月13日 20時

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