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思わぬ遭遇。 ページ29

行きつけのスポーツ用品店に

部費の大体半分を持って斉藤コーチと備品の購入に…



「おーやっぱここスズシーなー!」


「若利君も楽しそうダネ!」


「?そうか?」


「コーチ、すみません。Aもごめんな」


来ていません。

正しくは3年ズの4人とコーチと来ています。

何故かここへ来るときは彼らも来るので

大所帯になってしまいます。

店長さんいつもごめんなさい。


『コーチ、カゴありますか?』


「はい」


『持ってきますね』


「若利君俺らも行こう!」


「なんで君達まで…」


鷲匠監督怒ってないかな。早めに終わらせないと。


そう思っていると向こうに2つの影が。


「んー…お?あれAじゃね?」


「あ、ほんとだAさんだ」


『2人とも!ここに来てるの?』


「たまにね」


「ここのは近いからな」


伊達工業の鎌先と茂庭君に遭遇。

私としてはラッキーとしか思えないが

ソレをよく思っていない面もいるようで…


「んぉ?知り合い?」


「こんにちは」


「うっす」


「こんにちは。

Aさん、今日は部員のみんなと来たの?」


『いや、なんというか…うーん…いつもこうかな…』


「んじゃ、“俺らの”Aがお世話になりました〜」


『ええ!?早くない!?』


「早く練習行かないと

鍛治くんにおこられちゃうもんネ」


「そうだな」


「A!今日のバイト早めに来いよ!」


「土日楽しみにしてる」


「あ"?」


「だってこいつとはオトモダチだからな!」


「そうそう。お世話になってるんだよ」


黒い笑みを浮かべている私と斉藤コーチ以外の顔。


『…コーチ、お小遣いで近くのコンビニ

行ってきても良いですか』


「構いませんよ。

私も買うものがあったので行きましょうか」


その後鷲匠監督に4人は叱られるわ

バイトで鎌先がやたらと構って来るわ

土日で茂庭君に質問攻めされるわで

忙しかった。

ーーーーー

斉藤さん

本名斉藤明。白鳥沢学園高校男子バレー部のコーチ。この作品では名前が出てきたらいいな…くらいのなんかもう色々と不憫な人。備品、部費、メニューの管理、プリントの配布、その他諸々をたまにAさんに手伝ってもらっている。備品の購入は同伴者としてAさんを連れて行く。その時になぜかバレー部員がついて来るのでいつもいつも大所帯になってしまっている。普段は穏やかな人。

川西君は思ふ。→←夏の夜は徹夜確定。



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作者名:しろめっと | 作成日時:2020年1月13日 20時

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