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夏の夜は徹夜確定。 ページ28

『あっっっつ…』




夜。今日は向こうで何もなかったらしく1人で就寝。

でも夏で1人の夜にはちょっとした問題がある。


それは。



『んねぇぇ…いっせー…とおる…はじめ…離れて…』


「ぅ…」


「…」


「( ̄^ ̄)ZZZ」


そう。この3匹である。誰かしらが泊まりに来ると

監視役で1,2匹向こうへ行くのだが1人だと

そうにもいかない。


そしてこいつらはもっふもふである。


つまり暑いのだ。

それはもうどうしようもなく。

冷えピタとか氷枕とか諸々試したが、

それらを蹴飛ばすのがハジメ。

無駄に素肌に埋まって来るのがトオル、

挙げ句の果てに体に乗っかって来るのがいっせー

なのだ。これに対して怒るとこれまた

捨てられた子犬のような顔をするので

手を出すようにも出せず。贅沢だが今日だけは

扇風機とエアコンをガンガン付けているのである。




『あーづーいー…おーもーいー…』


「「「…」」」


どうしろっていうのこの状況。


ーーーーー
後日ラインにて


せみえーた


『明日泊まりに来て』

  「いきなりどうした?笑」

  「了解むしろ大歓迎」

『助かる』

  「何があった?」

『あつい』

  「行く時差し入れで
  もらったスイカ持ってく」

ーーーーーー

季節感ガン無視で申し訳ない

思わぬ遭遇。→←後輩君とトオル。



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作者名:しろめっと | 作成日時:2020年1月13日 20時

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