おとぅまりかい。その3 ページ21
「それでだな！俺その告白現場に鉢合わせして！」
「マジかよやべぇじゃんw」
現在時刻21:10。することしてフリータイム。
今は山形が陸上部主将の立木と同じ部活の1年生の
告白現場に鉢合わせした話をしている。
立木君モテるからね。
「それでお前はなんと言ったんだ？」
「気にしないで続けてくれ。
俺はこの部屋の空気になってるから(イケヴォ)」
「ッハwww」
『ただの観衆発言www』
「Aはそういうのないのか？」
『んー…やっぱあのバ会長との
噂をなg「ストップストップー！！はいおしまい！」
「？」
『いやだかr「若利、思い出せ。話の話題変えるぞ」
『なんでよ！！』
「「「「「俺らが思い出したくないから」」」」」
ちなみにそれは、まぁ…あのバ会長茶本拓己である。
腹が立つことに、彼はモテる。モテすぎるのだ。
なのでカモフラージュとして私を呼ぶ時に彼が私の
ことを「嫁さん」と呼ぶものだから
1年をはじめとした白鳥沢生のほぼ全員に
「茶本会長とA副会長は交際している」
と不本意な噂を流されたことである。
(後にこの騒動は男子バレー部の
ほぼ全員の手によって鎮静化された)。
「ひどかったよなぁアレ」
『というか終わったことだし話しても良くない？』
「本当にそうなっちまいそうだからやだ」
『なんだよ私のこと大好きかよ』
「当たり前だろ」
「当たり前ダヨネ」
「あぁ」
「大好きだよ」
「もちろん」
『お前ら大好き。』
頬が赤いのは気のせい。
この後も、覚がゴミ箱にハマった話や
隼人のギャグセンスについての話で
盛り上がった。就寝は午前2時である。
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作者名：しろめっと | 作成日時：2020年1月13日 20時
