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五色くんが話を聞いてもらいにきた。 ページ13

「先輩!モグモグ俺今日モグ点沢山

入れたんですよ!モグモグ」


『おーおー凄いじゃない。でもちゃんと

食べ終わってから話すこと話しなさい。』


「はい!モグモグモグ」


今日泊まりに来たのは白鳥沢次期エースこと

五色工くん。どうやら1年4組では明日小テストが

あるらしく、赤点の人は居残って補習らしい。

それで彼は今日ここに来たというわけだ。

担任の先生鬼らしいね。あの数学の。


「それでですね!先輩が倉庫行ってる間にいい

ストレートが打てたんです!!ほんと見せたかった

ですよー!!モグモグ」


『そーなの?すごいじゃんか』


「これなら牛島さんを超える事が出来るかもです!」


『…おう、頑張れ』


見ました?かわいいんですよ彼。

癒しってこういうことを言うんですね

本当彼の先輩になって本当に良かった…((


「ごちそうさまでした!ありがとうございました!」


『ん、お粗末さま。お風呂沸かしてくるから待ってて』


「はい!!」


見えてる。これでもかというくらい

尻尾ブンブン振ってるの見えてる。

ーーーーー

風呂場で作業中。なにやら声が聞こえてきます。


「それでな!俺点沢山入れたんだぜ!」


「わん」( ・∇・)


「牛島を越えるためにクロス頑張ってんだよ!」


「わん」( ・∇・)


「すごいだろ!?」


「わん」( ・∇・)


工がトオルになにやら話しているみたいなのです。


『可愛いなぁ…』


「ぅー」


『ん?んふふ、工とトオル可愛いなーって』


「ぅー…」


こっちにきたハジメ。拗ねているようです。


『ヤキモチ?だいじょーぶだいじょーぶ、

ハジメも十分すぎるほど可愛いからねー』


「…♪」


ーーーーー

五色くん

本名五色工。白鳥沢学園高校1年生で男子バレー部所属。身内に人懐っこい隠れワンコ系男子でよく牛島さんと張り合っている。Aさんはそんな彼をよく甘やかすため他からはよくそのことをつつかれるが本人は気にしていないらしく、今日も今日とてAさんに甘やかされている。

ライバル出現!?→←白布くんが甘えにきた。



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作者名:しろめっと | 作成日時:2020年1月13日 20時

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