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トミーside
俺らの方が先に着いたらしい
もう少しかかるとカンタから連絡があったので
先に医師から説明を受ける
小豆ちゃんは待合室で待っていると言ってきた
俺とPさんとまんずで説明を受けた
医師「今は非常に不安定な状態なので人工呼吸器をつけています。それと輸液をしています。人工呼吸器は安定すればすぐに取れます。しばらくは輸液による治療が主です。その後リハビリをして…長くて半年の入院になります」
ト「半年…ですか」
医師「主にリハビリに時間がかかると思います。家に帰られてもリハビリが続くと思ってください」
P「わかりました」
医師「今日はもう目を覚まされないかもしれませんが…お会いしますか？」
ト「…お願いします」
本当は怖い
見てられないかもしれない
看護師に案内されながら面会について説明された
看護師「ICUでの面会時間は10分までと決まっています。1度に5名までの面会になります」
緊張する
鼓動が早くなるのがわかる
看護師「こちらで消毒をしていただいて…」
靴をはきかえたりガウンやマスクをしたり
そんな大変な所にいるのか…
まだ受け入れられてない
看護師「こちらです、10分後にお声がけします」
ト「…！！」
言葉を失った
俺は思わず目を逸らした
(名前)の腕に何本も繋がれている管
シューシューと聞こえる呼吸器の音
なにより
こんなにやせ細った(名前)を見てられなかった
P「(名前)…ちゃん…」
ま「聞こえる？(名前)ちゃん…」
Pさんもまんずも声が震えていた
俺はただただ立ち尽くしていた
すると後ろから
看護師「またお呼びしますね」
看護師さんの声が聞こえ振り返ると
カンタとキイチがやってきた
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作者名：なっぴぃ | 作成日時：2019年5月13日 14時
