2＋3＋1＝水溜り ① (ページ26)

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おせっかいページ26

トミーside

どうしてカンタは自分の気持ちに素直になれないんだ…

俺のお節介が過ぎたんかな

P「トミー、どうしたの？」

Pさんが(名前)にブランケットをかけてあげながら聞いてきた

ト「…カンタだよ」

Pさんはすぐ理解したようだ

P「恋愛は人それぞれだからね…」

そうなんかな

俺はカンタと(名前)が付き合ってほしいわけではない

ただ…ただあいつの態度が気に食わないだけだ

P「トミーの気持ちもわかるよ、でもカンタくんはカンタくんなりに考えてることがあるんだよ、きっと…」

俺の頭ん中読んだんかな

ト「ま、そしたら俺がもらうだけだけどな」

P「誰も渡すとは言ってないよ？」

…ちゃっかりしてんなこいつ

ト「そこは譲れねぇな」

ははっと笑うPさん

キ「何話してるんすかー？」

片付けをしていたまんずとキイチが戻ってきた

P「大人の話しだよ」

キ「ガキんちょって言いたいんすか笑」

ト「誰もそこまで言ってねぇ笑」

ま「(名前)ちゃんのことですよね」

頷くPさん

キ「なんでこんなかわいいんすかね…」

ト「しみじみ言うなや笑」

キ「今日だってめっちゃあざとくなかったっすか？」

P「アイスのくだりはやばかった」

ま「やばいですね」

ト「つーかみんな(名前)に甘すぎな笑」

P「トミーが1番甘いよ笑」

ト「マジで？笑」

キ「(名前)さんの前だけ魔王じゃないっすもん」

なんだよ魔王って笑

ま「すごい(名前)ちゃんのふわふわオーラに染められてますよ」

後輩からこんだけ言われる俺って…

ト「どんだけ俺わかりやすいんだ」

『んー…』

その場にいるみんなが驚く

起きたかな…？

『(名前)の…チョコ…』

みんな爆笑する

ま「夢の中までお菓子」

キ「かわいすぎっすよ」

P「カンタくんに取られたのかな」

ト「寝てるからってデレデレしすぎな笑」

いや、俺もそのうちの一人か

ト「さすがに俺もねみぃから連れてくわ」

そう言い(名前)をお姫様抱っこして階段を上がった

これ以上かわいいところを他のやつに見られたくないから

Pさんside

P「トミーも十分、ね」

キ「独占欲強いっすよね」

ま「自分で気づいてないだけですね」

僕達はその後もその日の(名前)の話に盛り上がり

結局寝たのは朝の5時を過ぎていた