2＋3＋1＝水溜り ① (ページ22)

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買い出しページ22

まんずside

『今日はいくらかかるんだろな…』

そう言い(名前)ちゃんは僕の手を離しカゴを持つ

携帯をみながら頼まれたものをカゴにいれる(名前)ちゃん

ま「持つよ」

『あ、いいのに！』

ま「重たいでしょ、大丈夫だから」

ニコッと笑いながら言うと(名前)ちゃんは絶対にそれ以上は言ってこない

『ありがとう、まんずはどれにする～？』

ま「僕はこれとこれで」

『そんだけでいいの？』

ま「(名前)ちゃんはみんなの分買うから、気にしなくていいんだよ」

『じゃあその分(名前)いっぱい買う！』

そう言い次々と追加されるお菓子

久しぶりにみんなと食べれるからって張り切りすぎだよ…

ま「みんなにはバーゲンダッツ1個ずつ買えば十分だよ」

『え、でも…』

ま「次(名前)ちゃんが負けたら買えなくなるよ？笑」

ニヤニヤしながら言うと

『また(名前)が負ける前提で話する』

少し頬を膨らます(名前)ちゃん

次も負けるんだよ、残念ながら

『でも(名前)は雪見だいふくがいい』

ま「そこは(名前)ちゃんが好きなの買えばいいよ笑」

そしてお会計に

店員「5460円です」

『うわ、意外とかかってしまった…』

僕は(名前)ちゃんが財布を出すより先にお会計を済ました

『え、まんず…？』

ま「みんなには内緒」

そう言って僕はシーっとした

『え、でも私が負けたんだし…』

ま「毎回(名前)ちゃん負けてるし、たまにはいいんだよ」

僕は袋を受け取りコンビニを出る

後ろから(名前)ちゃんがついてくる

『で、でも』

ま「じゃあ今度おいしいご飯奢って」

ニコッと(名前)ちゃんに笑顔を向けると

『任せんしゃい！』

とドヤ顔をする(名前)ちゃん

帰り道(名前)ちゃんがいきなり

だるまさんがころんだがしたいと言うので

仕方なく遊びながら帰った

アイス溶けてなければいいんだけどな…