2＋3＋1＝水溜り ① (ページ20)

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日常ページ20

Pさんside

ト「はい、日常でーす」

『第1回お菓子パーティーin水溜りハウス！』

Pキ「イエーイ！」

なんとなく拍手

『ほら、まんずも！』

ま「いえーい(棒)」

ト「いや棒読みすぎん笑」

カ「肝心のお菓子は？」

『今から買ってくる』

「「買ってないん(すか)かい」」

一斉にハモる

『ということで、じゃんけんターイム！！』

ト「なんか今日テンション高すぎん笑」

『だってみんな揃ってるもん、嬉しい』

あ、今みんなの心射抜いたな小悪魔め

『1番負けがみんなの分おごりでーす！』

キ「なんでもいいんすか？」

『コンビニにあるものならなんでもおっけーです』

あーあーそんな言っちゃって…

ト「いいよ、どうせ(名前)が負けるから」

『あ、ちょっひどい！』

案の定トミーにツッコまれる

『いいから右手をだせーい！』

ま「僕左手派です」

カ「いや、どういうこだわり」

『いきまーす！じゃんけん、ポン！』

うん、わかってた

(名前)ちゃんはグーで残りみんなはパーをだしている

『えー！！なーんーでー！』

ジタバタする(名前)ちゃん

気づいてないのは本人だけなんだよな…

こういう勝負ごとは力むから必ずグーをだすってこと

みんな教えてないみたいだけど

『はい、みんな何がいいですか』

毎度のことだから諦めがはやい

ト「潔いい笑」

カ「俺コーラとチョコ3種類とグミとハーゲンダッツ」

キ「僕お茶と甘い物」

ト「俺レッドブルとポテチ」

P「僕カルピスソーダとアルフォート」

ま「僕カフェオレとハッピーターン」

『うん、(名前)が悪かったラインして』

どうやら覚えられなかったらしい

P「でも今23時だけど大丈夫？」

『ん？なにが？』

P「いや、荷物も多いだろうし女の子1人で…」

ま「じゃあ僕ついて行きます」

スっとまんずが立ち上がる

『え、いいよ待ってくれたら』

ま「寄り道するからダメ」

たしかに、よく(名前)ちゃんは寄り道をする

野良猫がかわいかったからと猫について行き

迷子になって電話がかかってくることなんかもしばしば

ト「じゃあまんず頼むわー」

ま「いるものラインしてくださいね」

『いってきまーす！』

P「待って」

僕は(名前)ちゃんの前に立ち

P「そんな格好風邪ひくでしょ」

と言い着ていたパーカーを(名前)ちゃんに着させた

『ありがと、Pさん！』

P「はい、気をつけて」

手を振ると満面の笑みで振り返してくれる

気をつけて