〇初ドッキリ ページ16
トミーside
ト「ただいまー」
俺はすぐリビングに向かった
リビングに入ると(名前)とカンタが見当たらなかった
ト「あれ、(名前)とカンタは？」
P「編集部屋だと思…」
パリーン！！
廊下の方からなにか割れる音がした
カ「ほんとお前ムカつくよな！」
カンタの怒鳴り声が聞こえた
ト「喧嘩か…？」
あいつらが喧嘩なんて…
それになにか割れる音も…
急いで廊下に出ると
『本当のこと言っただけやんか！』
カ「それがムカつくって言ってんだろ！」
2人の怒鳴り声が
この2人が怒鳴ることなんてそうそうないのに…
階段を上りながら
ト「どした？なに喧嘩…」
すると目の前で
カンタが(名前)に瓶を叩きつけた
2度目の破裂音
『いったぁ…』
その場にかがみ込む(名前)
ト「(名前)！！」
急いで(名前)のもとへ駆け上がる
ト「大丈夫？血出てない？どこ怪我した？」
俺の呼びかけに何も反応しない(名前)
なんだなんだと階段の下からPさん達が出てくる
カ「お前が悪いんだよ」
カンタがぼそっと呟いた言葉に腹が立ち
俺は思わずカンタの胸ぐらを掴んだ
ト「おい、やっていいことと悪いことがあんだろ」
P「ちょ、トミー！」
キ「富永さん！」
後輩達が駆けつける
Pさんとキイチは俺を落ち着かせようとカンタと俺の間に立ち
まんずは(名前)のそばに行き声をかけていた
ト「どんな理由があっても手出すのはちげぇだろ！なんか言えよ、カンタ！」
カ「じゃあ…」
ちょっと間があり
カ「ドッキリでした」
ト「…は？」
その言葉を理解するのに時間がかかったのは
言うまでもない
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作者名：なっぴぃ | 作成日時：2019年5月13日 14時
