本:ランニングwithカンタ ページ25
カンタside
ちょっと時間あるから走りに行こう
Aも誘ってみようかな
カ「Aー、俺の走りに行くけどAも走り行く?」
「あ、いきたーい!今着替えるから待って!」
どんくらいのペースなんだろ
まんずからちらりとは聞いたけど結構体力あるみたい
やっぱり元陸部なだけあって速いんだろうな
「着替えたよー!行こー!」
走り出して行く
「この辺来たことないかも、景色いいね!空気も澄んでる」
カ「俺この辺の感じ好きだからよく来るんだよねー」
「カンタくん、私に合わせなくていいよー」
カ「俺いつも通りに走ってるよ笑」
「あ、ほんとー?疲れたー」
カ「とか言いつつめちゃくちゃ喋るじゃん笑」
「なんかね笑」
カ「その服てかジャージいいね」
「ありがとー!まんずが選んでくれたの」
まんずが選んだのか、ちょっと妬くなぁ
まじでAはずっと喋っててよく疲れないなと思った
むしろ俺が疲れてきた
「カンター、帰ったっけ柔軟手伝って」
カ「いいよー」
柔軟えろくね?
〜っけってあんま聞かない表現だけど方弁なのかな
可愛いなその言い方
それから家に帰るまでずーっと喋ってて体力あるなって思った
「カンター、押してー」
カ「おっけー」
「痛い!痛い!痛い!待って!待って!」
カ「何?聞こえないー」
「いたぁーい!ちぎれるぅー!」
いじめんのちょっと楽しいから聞かないことにする
「はい、次カンター」
カ「え、なにそれ、聞いてない」
「はい、おしまーす」
カ「痛い、痛い!やめてぇー!」
いじめた分以上にいじめられた
痛い
泣いちゃう、俺
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作者名:きなこ | 作成日時:2019年1月27日 20時